第74話

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2023/05/09 11:39
阿部 side









騒ぐ声が聞こえて、駆けつけると















和の中心に倒れてる人物が






















ab「めめっ、、!?」







ru「動けなさそうで、ずっと苦しそうで、、!」







ab「めめ、分かる?阿部って分かったら手握って。」







mg「ぁべ、ちゃっ、、、」















弱い力で手を握ってくる


















こんな肌寒いのに


どこかが痛いのか冷汗をかいている

















dt「救急車は?」







「呼びました!」







ab「俺とラウールが付き添いで乗る。

舘さんは先生に報告。佐久間はあなたに声掛けてきて。」







sk「わかった!」







mg「待っ、て、、、


あなたに、心配かけたくっ、、な、い、、」



















どんだけ優しいんだよ、、

















ab「めめ、どこが痛いか教えて。」







mg「……足が、ずっと、、、痛い、」



























靴と靴下を脱がせると










足首が腫れている



























ab「捻挫、じゃないこれ、、、、」







ru「え?」





















救急車のサイレンが聞こえてきて




















俺たちは病院に向かった




















あなた side







iw「愁唄、今日部屋ここでいい?」







『大丈夫です!』







iw「ありがとう。

あ、また時間があれば俺たちのチーム演奏聞いて。
感想ほしい。」







『分かりました!』


















楽器を出して音出しをする
























基礎メニューを練習しているときだった

























sk「愁唄!」







『佐久間さん、!』







sk「すぐ片付けて、」







『え?』















片付けるってなんで、





























sk「目黒が倒れた。」























蓮くんが、倒れた、、、、、?























私は呼吸する間もなく、楽器を片付けて








荷物をまとめた
























『先生すみません。急用ができたので早退します。』







顧問「わかった。気をつけてな。」







『はい。』



















sk「乗って。」







『、!ありがとうございます。』







dt「○○総合病院。向かって。」







「かしこまりました。」





















なんで倒れたんだろう



















今日の朝、顔しかめてたのもこれが原因?

















私が気づいていれば、、



















ギュッ((手握













『、!』







sk「苦しくなっちゃう。落ち着いて。」







『ふぅ……はぁ、、』







sk「そう上手。今、あべちゃんとラウールが付き添いで行ってるから大丈夫。」























蓮くんなら、、大丈夫


























そう信じて病院に向かった
































ab「あなた、!」







『亮平くん、ラウールくん、、』







ru「ごめっ、、俺っ、、、」((泣







dt「ラウール、別のとこ行くか。

俺、ラウール見とくね。」







ab「ありがとう。」







sk「俺、なんか飲み物買ってくるわ。」
























緊張するような、空気が流れる



















『亮平くん、蓮くんは、、、?』







ab「さっき、状態を聞いて伝えてきた。」







『蓮くん、なにがあったの?』







ab「めめは、足の神経を痛める病気になった。

状態は良くない。このままだと歩けなくなるって。」







『歩けなく、、?』







ab「けど手術をすれば治るって。」







『そっか。じゃあサッカーも続けられるね。』






















そう言うと、亮平くんは黙り込んだ






























『治るんじゃ、ないの?』




























ab「治すことはできる。









けど、今後の日常生活に支障が出ないように

めめはサッカーをやめなきゃいけない。」

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