今日、突然倒れてしまったあた死を助けてくれたのはあたしの大好きな紫耀くんだった///♡
そうして、心配して声をかけてくれるみんなの優しさ♪
あたしは、誰よりも幸せものだっ!と言える自信がある
そんなあたしは、大好物であるアイドルと食事会をすることになった
あぁ、この国に感謝♡♡
……ってさっきも言ったよね?
なんだろう?
色々脱線してる
ナイスっ!!
ハンバーク大好き♪♪
紫耀くん\\\\♡
最高だなぁ~
みんなも思わない?!
はっず!!!
ただあたしが嬉しいだけの回になってるんだけど
後始末つかない。
どうしよう……?
にのの頭の良さには頭があがらない
ズバリっ
そうです。
というよりもまずここが妄想の世界……笑
そして、ふと気づいたのがある
ここが夢の世界なら、現実ではどうなってんの?
ここには、テレビなんてない
だって全て目で見ることが出来るから
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あ、なんであたしはこの風景を見てしまったんだろ
てかどうやって見たのかも不思議でしかないけど
ここに来てよかった
だって、ここにはあたしの居場所なんてないから
ふつー親は心配してないか?
そんなこと考えるけど、ないっ。
そっはっきり言える自信がある
だってあたしは、愛されてないから
だからあたしは、自分が愛している者へ来たのかな
え?
あたしそんな顔してた?
あ、ここに来たのはきっと私が
誰かの愛を求めて居たからだ
やっと気づいたよ
理由に
どんな顔してるんだろう?
否定するのも限界だよ
だけど、声にすると全てが溢れそうで……
あたし甘えていいのかな
みんなの優しさと温もりが、心地よくて
もう既に甘えてんだよ
ありがとう。
そう言ってあたしは誤魔化した
そんな時に、紫耀くんがいった
自担だからか、誰の言葉よりも嬉しい……
そうしてあたしは、紫耀くんと帰って行った
あたしは、紫耀くんに言うことにした
だって、管理人だし……
って、なんの繋がりが……?
自分で思って自分で気付いた
言ってもいいのかな……
どんな言葉よりも嬉しいや……\\\♡
そう話している時、電話がかかってきた
プルプルプル……
誰?
は?
あたしは、慌てて通知オフにした
今更何?
影であんなこと言っておいて
心配の振り?
でも、直接は繋がらないんだね
ふつー圏外なのに、繋がることに奇跡を感じるよ
そう思っていた時、今度は紫耀くんの方に電話がかった
プルプル……
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交代した
電話越しから、みんなの声が聞こえる
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そう言って電話を切った
あ、この世界は本当に最高だ
何もかも忘れさせてくれる暖かい世界
でもあたし、いつしかもどる日が来るんだよね
そんな日いらない
今はまだ……
ここに居たい……
そうして、先に家に帰って行った
だけどあたしが見た景色は……
まだ、残っていたはずの皆が待っていた
あれ?
なんで皆が……?
ありがとう……
本当に…
そうして、あたしの一日は幕を下ろした
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。