第33話

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2021/05/03 11:12
結局私は、先輩と一緒に帰ることになり先輩の教室へ行った。










『失礼します。本田先輩いらっしゃいますか?』







男1「康佑?教室にはいないから多分少人数教室じゃない?」







『そーですかありがとうございます』







男1「いえいえとんでもない」







私は教室から少人数教室に移動した。







すると声が聞こえた。







先輩の声に違いない







耳を澄ませると







男2「お前といる‥‥ちゃんいるじゃん?あの子のこと‥‥」







肝心のところが全然聞こえない







康佑「うん、好きだよ‥‥」








ズキっ










先輩ってやっぱりあの子のことが好きなのかな?







男3「へー、あの子お前のタイプだっけ?」








康佑「いいや違うよ、あっ俺約束があるから帰るわ。じゃ」







男2「じゃあなー」










私は焦って走った






走ることに集中しすぎていつのまにか家の前だった。










部屋に入ってスマホを見ると




















康佑
康佑
今どこにいる??
康佑
康佑
もう帰った?
康佑
康佑
お願い返信して
やってしまった










私はとりあえず謝りの連絡をした










YOU
YOU
すみません、習い事が先生の都合で時間が早くなって
伝えるのを忘れてました。ごめんなさい。
康佑
康佑
そーだったんだ
良かった心配したんだよ
YOU
YOU
すみません
凄く気まずかった。










そう思いながらベッドへダイブしたらいつの間にか寝ていた。 























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