高校の入学式、
始まるまで時間があったので、こっそりと屋上へ行った。
高校の屋上は中学校の屋上とは違って見えた。(気持ちだけね!!)
『凄く気持ちいい‥‥』
正直、日本の高校より韓国の高校でグクオッパと一緒に行きたかったな
(あなたちゃんは一回日本に帰って高校卒業後韓国へまた戻ってきた設定)
『はぁー‥‥オッパたちに会いたい』
??「ここの屋上立ち入り禁止のはずなんだけど」
『えっ?』
??「君見かけない顔だね新入生?まだ式には早いと思うんだけど?」
『すみません、次から気をつけます。では』
??「待って!!」
屋上から出ようとすると突然手首を掴まれた。
『なんですか?、離してください』
??「あっごめん、えと名前聞いていいかな?」
『カンあなたです。貴方は?』
「俺は、本田康佑って言います。よろしくねあなたちゃん」
『よろしくお願いします本田先輩』
康「下の名前でいいよ」
『はい』
康「あなたちゃんって韓国人なの?」
『いいえ、ハーフなんですけど‥多分そーですね』
康「スゲェー今度韓国語教えてね」
『はい』
こんな時間がいつまでも続けばいいのに‥‥
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。