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2021/06/26

第4話

461個のお弁当
虹輝said
ママが出ていくのはママにはやりたい仕事があるからだ

前から有機野菜を使ったカフェを出したいと言っていた

あなたはいいと思うけど…僕がいたら邪魔じゃないか、、、

パパは相変わらず音楽に夢中だ

多分ママが出てってもマイペースなのは変わらない

僕に普通に話しかけてくれて必要最低限のことはしてくれると思う

僕だって変わりたくない

僕のお城であること部屋が好きだし、ベランダから見える江の島の風景も好きだ

それに僕は受験生だ

僕には行きたい高校がある

ただでさえ新しい世界が待っている

だからせめて住み慣れた町、というか、住み慣れた家から離れたくない。生活を変えたくない

それに、ママとパパの僕への愛情も変わらないと信じたい……

僕はママとパパどっちかを選ぶんじゃなくてここに残りたいと思った

この家から高校に通いたいと思った






コンコン


誰だろう?
長尾(なまえ)
長尾あなた
虹輝?入っていい?
鈴木虹輝
鈴木虹輝
、、、うん、いいよ
長尾(なまえ)
長尾あなた
…虹輝はさ、どっちに着いてくの?
鈴木虹輝
鈴木虹輝
僕は…パパに、ここにいようかなって思ってる
長尾(なまえ)
長尾あなた
そっか、、、
長尾(なまえ)
長尾あなた
ねぇ……なんでみんないなくなっちゃうの?泣寂しいよ……泣
鈴木虹輝
鈴木虹輝
ッ!あなた、、、こっちおいで?
長尾(なまえ)
長尾あなた
(。  。`)コク泣
あなたがこんな風に思ってるなんて思わなかった

でもよく考えたらそうなのかも、、、

親が突然いなくなって、引き取られた2人も離婚することになって…

僕だって寂しいけど、あなたは2回も経験する感じで

僕の方が歳上なんだからしっかりしなきゃ
よしよし
長尾(なまえ)
長尾あなた
虹輝は居なくならないよね?
鈴木虹輝
鈴木虹輝
当たり前じゃん、居なくならないよ?ずっと
長尾(なまえ)
長尾あなた
ありがとう泣…私も、、ここに残ろうかな泣
鈴木虹輝
鈴木虹輝
うん、
……







長尾(なまえ)
長尾あなた
ありがとね?ほんと
鈴木虹輝
鈴木虹輝
うん、まだ絶対ママに会えないって訳じゃないから
長尾(なまえ)
長尾あなた
、、、そうだね
長尾(なまえ)
長尾あなた
離婚しても絶対会いに行こうね?
鈴木虹輝
鈴木虹輝
うん

















次の日
僕とあなたは普通に学校に行った

でもママのことが気になっていた

ママが出ていく時間も分からないのに時間を気にしていた

授業も友達の話もあまり頭に入らなかった





家に着いた時僕はオリーブの木を見た

でもそこには穴が空いているだけだった

ママは僕たちの代わりに虹輝の木を持っていったんだ

別に知らなかった訳でもない、ただ僕の心にぽっかりと穴が空いた気持ちになった

どうしてくれるんだよ、僕は毎日虹輝の木に挨拶をするのが日課だったんだ

相棒がいなくなったら寂しいじゃないか、、、

僕はイラつきながら家に入った

静まり返ったリビング

ママがいるはずがないのは分かってたけど寂しい……

そうだよね、ママだって寂しいよね

だから僕の相棒、いや分身を連れていったんだ

あいつを僕と同じように育ててくれたのはママなんだから

きっとパパはこんな時でも部屋で曲を作っているんだと思う、きっと……