태일 × u
ヒョンがオッパになる時
『 あ !! テイルおっ … 』
🐟 [ テイルひょん !! ]
🔥 [ うお !! ひょおおおん !! ]
🐙 [ お ー あんにょん ]
🌙 「 お ー みんなぁ ー !! 」
『 …… むぅ 、 』
私には2つ上の彼氏が居ます 。
すんごく優しくて 、 かっこよくて 、 紳士で 、
たまに変な私のオッパ 。
だけどオッパの一個下の後輩 、 まぁ私にとっては先輩。そんなあいつらに私とオッパの生活を邪魔されています 。
『 オッパ !! 』
🌙 「 あ ~ !! あなた ~ ♡ 」
『 オッパ今日もイケメン … !! 』
🌙 「 やぁ 、 んふふ 、 // 」
今日も安定に頬ゆるゆるオッパ 。
顔を合わせた途端に抱き締めてくれて 、
デレデレしてくれて 、 ほんっっっとに可愛いオッパ 。
『 ね ー 今日オッパのお家行っていい ? 』
🌙 「 ん ~ いいよ ~ ? 」
これでオッパの家に行ってあいつらに邪魔されずにオッパと2人でイチャイチャできる … !!
と 、 思ったのも束の間 。
🐙 [ え !! 俺らも行きたい !! ]
🔥 [ ヒョンの家でパーティー !? ]
🐟 [ や 、 やぁ … お前ら 、、ㅎㅎ ]
まぁヨンホオッパは勘づいてるでしょうね 。
あ ー … もう 、 オッパは優しいから絶対OKするよ 、 即OKだよ 。もう …
🌙 「 いいよ ? 」
ほらぁぁぁぁぁあ …
もう泣きそう 、 オッパは絶対私の気持ちに気づかないよね … こんなに大好きなのに …
私が馬鹿みたいじゃん 、
~~~~~~~~~~
“ かんぱ ー い !!!!!! ”
みんなごくごくお酒を流し込む 。
あ ー あ 、 最悪 。ってまだ引きずってる私 。
🐟 [ ごめんなぁ … あなた … ]
『 ううん 、 許せない 、 許せない … 』
🐟 [ ご 、 ごめんって ㅎ ]
テンションだだ下がり 。
あ ー 、 テイルオッパに抱きしめてほしい 。
ぎゅ ー って 、 オッパに包まれたい 。
🐙 [ あ " ぁ ~ んん … ]
🔥 [ んぐ っ … ]
🐟 [ … Zzz ]
あの3人は酔いつぶれて爆睡 。
もぅ 、 何してくれてんだよ 。
そんな3人にも 、 “ あ ー あ ー 、 風邪引いちゃう ”
とか言いながら毛布を掛けてあげるあたり本当に優しさの塊 。好き 。
🌙 「 あなた ~ あなたも毛布いる ? 」
『 毛布よりオッパが欲しいです … 』
なんてこった 。遂におかしくなって心の声が出てしまった 。
少し困惑しながらも微笑みながら近づいてくるオッパ。
壁にもたれている私の隣に座って 、
私の手を握った 。
その手は大きくて 、 角張っていて 、 でも暖かくて 。
🌙 「 どうしたの ? なんかあった ? 」
顔を覗き込んで私の目を見つめるオッパ 。
言っていいのかな 、 でもオッパに迷惑掛けちゃうし 、 私のわがままだし 、 重いって思われたくないし … 、
🌙 「 あなたや 、 言わないとわかんないよ ? 」
眉毛をへの字に曲げて 、 困り顔のオッパがなんか面白くて笑みがこぼれる 。
私が笑うと 、 “ なんで笑うんだよ ー ㅎㅎ ” って 。
『 今日1日さ 、 オッパとイチャイチャ出来なかったから 』
『 寂しくてちょっと拗ねてた 、 』
もうどうにでもなれって思って 、
テイルオッパの肩に私の頭を預ける 。
隣からはくすっと笑う声が聞こえた 。
だけどそんなの聞こえなかったフリ 。
🌙 「 か ー わい っ 、 ㅎ 」
🌙 「 寂しいなら言えばいいよ 」
🌙 「 いつでも抱きしめてあげる 」
🌙 「 あなたが寂しいとオッパも寂しい 」
オッパは私の方を見ずに 、 言葉を紡いでいく 。
ひとつひとつの言葉が私にとってはとても嬉しかった。
良かった 、 って少し安堵した 。
『 オッパ愛してる 』
🌙 「 オッパが言おうとしたのに … 」
『 ㅎㅎ 』
🌙 「 オッパも愛してるよ 」
オッパの顔が真っ赤だったのは言わないであげよう 。
end .
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。