第5話

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4,156
2021/10/09 13:00










大きなマンションに着いたかと思えば 、
ぐいぐいと腕を引っ張って歩いていく 。















「 とうちゃ ー く 、 ここが僕の部屋 」


『 広いね 』















玄関で靴を脱いで上がらせてもらおうとすると 、







壁に押し付けられた 。















「 ねぇ 、 キスしていい ? 」


『 駄目って言ってもする癖に 』











ユノとやらは私の唇を指で優しくなぞる 。

くすぐったい 、 焦れったい 、 意地悪 。















「 キス 、 して欲しいんでしょ ? ㅎ 」


「 身体 、 動いてるよ ? 」















あぁ 、 もう 。ほんとやだ 。
何でそこまで焦らすのよ 、、、















『 ん 、 っ 、、 』



「 これがして欲しかったんでしょ 」










深く深くキスをされて 、
あぁもう止められない 。そう感じた 。
一夜で終わったとしても 、 ワンナイトでも 、
私はきっともう一度この人を求めてしまう 。


ただそれだけがが頭を巡った 。























「 ベット 、 連れてくね 」














小さく頷くと彼は私を抱えて寝室へ連れて行った 。















彼の顔に触れると 、 彼は私にもう一度軽くキスした 。















「 僕でしか満足出来ないようにしてあげる 」












悪魔のように耳元で囁いて 、 私に笑みを見せる 。












「 っ 、 名前呼んで 、 ッ 」




『 ユノ 、 ッ 』












余裕の無い顔で髪をかき上げるその姿は美しかった 。
彼の額の汗を手で拭って 、 もう一度 、
またもう一度 、 “ ユノ ” そう呼んだ 。












































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『 … 綺麗な顔 』












今は明け方の4時 。
今は秋の初めだから少し肌寒い 。
私は寝ている彼の頭元で座って頬を撫でる 。






彼は一体何者なんだろう 、 そんな事は忘れてた 。
今はただただ 、 彼に堕ちてしまった私が居る 。














「 ん 、 起きてたんだ … 」











“ おはよ ” そう笑顔を見せながら言う貴方にもう虜で 、 きっとこれは彼の策略 。









「 お姉さん 、 もう僕の虜 ? ㅎㅎ 」


『 何か悪い ? ㅎ 』


「 むしろ大歓迎 」










ユノは起き上がって 、
私の頬 、 額 、 首 、 そして唇にキスをして 、















「 あなたヌナ 、 愛してる 」



『 知ってる 。それで 、 』



『 なんで私の名前知ってるの ? 』



























/ You are mean .

隠語で “ 意地悪 ”













end .























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アンケート

ジェヒョンが名前を知ってた理由🍑
知りたい !! 続編希望 !!
97%
いや 、 もうお腹いっぱいです。結構です 。
3%
投票数: 883票






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