第6話

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2021/09/03 23:30



バイトが終わり、外に出ると凛がいた
凛(リン)
凛(リン)
おつかれ、
恋(レン)
恋(レン)
ういっ、す。
我ながら、完璧なビビり具合(?)
凛(リン)
凛(リン)
ねぇ、恋?
恋(レン)
恋(レン)
ん、何?
凛(リン)
凛(リン)
何があったか分からないけど、避けてるよね?
僕のこと。

図星をつかれて顔がひきつる。
恋(レン)
恋(レン)
いやぁ、私がなんで凛を避ける必要があるの〜笑笑

私、いつも通りになって。

語彙戻ってきて
凛(リン)
凛(リン)
そっか、

この話、このまま終わって。



凛(リン)
凛(リン)
恋が、嘘つく時ぐらい分かるよ?
凛(リン)
凛(リン)
なんで、僕に嘘つくの?
ジリジリ、凛が迫ってくる。
凛(リン)
凛(リン)
僕さ、恋の事この世で1番好きなんだ。
凛(リン)
凛(リン)
それなのに、恋は僕の想い受け取ってくれないよね。
凛(リン)
凛(リン)
僕、痛いよ?

話が、ズレて行く。
凛(リン)
凛(リン)
ねぇ、れ、ア、僕と一緒になろう。

凛の顔が、いつもの凛じゃなくて後ずさりをする。
凛(リン)
凛(リン)
なんで離れるの?
もしかして、僕の想い届いてない?
凛(リン)
凛(リン)
僕、いっぱい我慢したよ?
凛(リン)
凛(リン)
もう、良くない?
僕さ、リアの為にどれだけ尽くしてきたと思ってるの?

『リア』


凛は、そうはっきりいった。
恋(レン)
恋(レン)
ッ、私は、恋。
凛が探してる『リア』…じゃないッ、

そう言うと、凛が微笑み恋の頬に手を添える
凛(リン)
凛(リン)
ううん、
恋は、リアの生まれ変わりだよ。
僕には、分かるんだ。

あ、これ、何も通じないやつだ

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