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第10話

僕とアイツ
ずっと…嫌いだった
僕の大好きな文香ちゃんはずっと優のことが大好きで…
それでも一緒に居たかったから笑って過ごして
そんな時あいつの家が火事になったと聞いた
嫌いだったのに…涙が溢れた
俺は彼を嫌いながら、ずっと一緒にいたいと願って居た
嫌いながら…友達として過ごして居たかった
ずっと…3人で…



彼の死にショックを受けた文香は記憶の一部を失った。いや記憶の中に隠したのかもしれない
彼がもう居なくなったと思い数年が経った頃

赤咲優時としてやってきた優希が居た
如月 雪
優希…!?
なんで…どうして…
一瞬誰か分からなかった。
でも目の奥の面影が彼であると証明した
赤咲 優時
久しぶり…雪。
でも俺はもう優希じゃない。赤咲優時だ
彼は生きていた。それだけで嬉しかった
胸がいっぱいになって「良かった…」そう言いながら涙を流した
彼は少し困った様に笑って「ごめん」とだけ呟いた
色々聞いた。

文香が病気でそれを治すには莫大な金がかかる事。
そのために泥棒「ラヴィアン」として働いて居る事。

たまたま盗みに行った先に文香がいて「優希」を探して居る事
赤咲 優時
それで今度文香がここに来るんだ
如月 雪
本当!?
じゃあまた3人で…!
それを遮る様に首を振る優
その顔は真剣で悲しさが滲んでいた
赤咲 優時
俺は、儚咲優希はもう居ない事にする
そう、文香に話してくれ
そう言われた。
なんで…??
そう思うも言えない何かがあるのだろう。
俺は卑怯な事に彼がボロを出してまた3人で一緒になれる事を願った
そして、彼への当て付けに文香に告白したのだ
ずっと好きだった。
その気持ちに偽りはないがもう居ないと言われたのに彼を想う姿に嫉妬して…気持ちが溢れた
文香は困惑した顔を見せたが気持ちは止まる事を知らずに溢れた
優が止めに来なかったら…俺は感情に任せて彼女を困らせる事を言い続けただろう
そのまま俺は彼を悲しませる事を言って…

最後の去って行く時もただ呆然と眺める事しか出来なかった




なんで…なんで…

お願い優…戻って来いよ…
倒れる文香と走り去る優の背中を眺める自分を責め立てた
「どうして」と返ってくる事のない疑問を呟きながら