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第4話

お嬢様の夢とお出かけ
赤咲 優時
所で…令嬢がこんな夜中に出て行っていいのかよ?
綺月 文香
…ダメだね
赤咲 優時
は!?
じゃあ今お前は…
綺月 文香
私はか弱いお嬢様よ?
悪い怪盗さんに攫われちゃってもおかしくはないわ
涼しい顔で言ってのける
実際にはバレるのが遅れる様にしているから何事もないだろうが…
赤咲 優時
そうか…
それじゃあ本当に拐ってくしかないな?
刹那、身体に感じる浮遊感
綺月 文香
ちょ…!何して…
赤咲 優時
姫だき。お嬢様はこんな事もしらねぇのか?
どこか呆れた様な口ぶりで言う彼
誘拐って事は…この協力関係が終わるまでは家に帰してくれないか…





ふふっ
いいじゃない…!なんて“面白い”のかしら
綺月 文香
なら早く連れてって!
退屈させたら承知しないから
赤咲 優時
はいはい…
ラヴィアン
わかりましたよ。お嬢様



先程とは変わりゆっくりと進んでいく彼
ん…眠いな…

そういやこんな遅くまで起きてる事ってなかったなぁ
頬を撫でる風の心地よさに気づけば夢へと向かっていった

***
『_____くん!』
「文香!今日はいいもの見せてあげる」
『どんなの??』
好奇心に満ちた様子を隠さずに覗き込み
彼が数回呪文のような物を唱えると帽子から鳩が数羽飛び出してきた
『わぁ…!魔法だ!!____くんって魔法使いなの!?』
「違うよ!これはマジック!文香でも出来る簡単なの教えてやるよ!」
『ありがとう!』
「なぁ…文香。もし俺が遠くに行っちゃって…」
『_____くん?』
「…そうだ!タイムカプセル!!」
『タイムカプセル?』
「ああ!2人の想い出の物を地面に埋めて、大きくなったら取りに来よう!」
『いいね!約束だよ』
「もちろん!約束」


2人は微笑みあって指切りをした
『「ゆ〜び切りげんまん。嘘ついたら_____♪」』

***
綺月 文香
…!
夢…?
何で今になって…
赤咲 優時
よっ!起きたか?
綺月 文香
樹…
ここら辺で1番大きな樹があるところに連れてって
赤咲 優時
はぁ…
起きて早々アクティブだな
綺月 文香
此処ではお嬢様らしくする必要性ないでしょ?
髪を高い所で結い、動きやすい格好に着替える
下に降りて行くとそこには変装をしている優時がいた
短い髪は黒色で身長は高い
先程までの優時とは変わった印象で、本当にプロなんだなと実感する
赤咲 優時
準備できたな?行くぞ
眠たそうに玄関から出て行く彼
綺月 文香
所でさ…優時にはないの?初恋
赤咲 優時
なんでいきなり…
綺月 文香
私ばっか話すのもなんかね…
赤咲 優時
俺は…ガキの頃の事なんて覚えてねぇよ
綺月 文香
優時って何歳なの…?
そう問うと人差し指を唇に当てられる
赤咲 優時
内緒…
俺は怪盗なんだから、秘密は多いんだよ
その妖美な仕草に思わず見惚れてしまう
私が目をパチパチしていると、いきなり笑い出した
赤咲 優時
あ〜、お前本当面白いw
綺月 文香
なっ!
お前、遊んだな!?
赤咲 優時
ヤッベ!
綺月 文香
おい、この野郎!
彼は背を向けて走り出し私はその背中を追いかけた
追いかけっこなんていつぶりだろうか
自然と笑う口が懐かしい思い出を運んでくる様だった