第5話

フードコート
39
2021/06/06 12:47
ショッピングセンターについて、
2人で喋りながらフードコートに向かっていた。
すると___
大竹 諒
大竹 諒
あ、琴音だ
桜庭 柚葉
桜庭 柚葉
ん!どこどこー…
三木 琴音
三木 琴音
あ、先輩と諒、こんにちは😊
桜庭 柚葉
桜庭 柚葉
こんにちは〜
三木 琴音
三木 琴音
では、私用事あるので…さよなら〜
桜庭 柚葉
桜庭 柚葉
ばいばいー
諒と琴音ちゃんは
仲が良い。
琴音ちゃんは
私の事を応援してくれていて、
嬉しい…!
大竹 諒
大竹 諒
先輩、フードコート着きましたよ?
桜庭 柚葉
桜庭 柚葉
!あ、本当だね!
席決めよっか
どこら辺がいいかな〜と考えていると
諒の手がぶつかった。
つい顔に熱が集まる。
意識してしまう…
ギュッ
桜庭 柚葉
桜庭 柚葉
…ぇ?
声が掠れてしまった
大竹 諒
大竹 諒
…そのー、しばらく手繋いでていいすか?
桜庭 柚葉
桜庭 柚葉
あ、うん…
心臓がバクバクしていた。

温もりが直に伝わる。
暖かい。
大竹 諒
大竹 諒
マック食べます?
桜庭 柚葉
桜庭 柚葉
うん!
正直会話なんて頭に入ってこなかった
手繋いでるだけで精一杯なのだ。
2人で座って、マックを食べた。
桜庭 柚葉
桜庭 柚葉
そろそろ行く?
大竹 諒
大竹 諒
俺も本屋行きたいし、行きますか
2人は本屋に向かって歩いた。

さっき繋いでいた左手が
やけに寂しく感じた。

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