前の話
一覧へ
次の話

第1話

透き通るような優しさ
75
2018/12/09 12:13
私は今泣きながら走っている
理由は彼氏と別れたから
最近冷たいなとは分かってたけど
こんなに早く終わるなんて………

なんとなく走ってたら知らない道に来ちゃった
「あれ?ここどこ?」
いつの間にか知らない公園に来ていた
オレンジ色の光が私を照らした
「すごく綺麗。まるで宝石のような景色」
うっとり見とれていると、その横で、すごく美しくて見入ってしまうようなダンスをしている男の子がいる
「うわ〜なんてキレイな子なんだろう、それにあのダンスもすごく上手」
私が夢中で男の子のダンスを見ていると
「あれ?なんかこっち見てる?え?!
こっちに来る!」
「やっと来た」
「え?なんか言いましたか?」
「あの!」
「は、、はい」
「僕と付き合ってください」
「え?!いきなり何ですか??」
「ダメですか?」
「ダメっていうか、私あなたの事
知りませんし」
「じゃあ、今から僕を知ってください」
「え?」

プリ小説オーディオドラマ