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第3話

透き通るような君の優しさ《3》
29
2018/12/14 16:14
「そんなことより、さっき泣いてましたけど何かあったんですか?」
「えーーっとね、さっき彼氏に振られたん
だよね。」
「そうなんですか、、、、その彼氏さん見る目ないですね。」
「そうかな(笑)最初から分かってたんだけどね、この恋がすぐに終わることを。でもね、
好きだったんだよその人の事が………」
「そうですか、、、、、、」
「うん」
「そんな見る目ない人なんかすぐに忘れて
明日から僕と沢山遊びましょう!」
「そうだね!沢山遊ぼ!」
「よし決まり!じゃあ時間も時間なので僕家まで送って行きます」
「いいよ。悪いから帰って大丈夫だよ、」
「いいえ、ちゃんと僕が送ります」
「分かった。じゃあお願いします!」
「はい!」
私は男の子に家まで送ってもらった
「先輩!また明日学校でゆっくり話しましょうね!」
「そうだね!バイバイ」
私は男の子と家の前で別れた
「そういえばあの子の名前聞いてなかったな、、、でもまた明日会えるから大丈夫かな!
あと、意外と公園から家って近かったんだ、それにあの公園行ったことある気がするなー??まぁいいや!」
そんなことを考えながら私は家の中に入った
「あら!美雨お帰り〜!」
「ただいま!お母さん何作ってるの?」
「今日はね、美雨と奈々が好きなハンバーグにしたのよ」
「ヤッター!!あっ!そういえば奈々は?」
「部屋にいると思うから呼んできて」
「分かった」
私は奈々の部屋に入った
「奈々ーもうすぐご飯出来るって」
「あっ!お姉ちゃん!帰ってたんだ、、」
「何びっくりしてるの(笑)」
「いやっその、、、、、お姉ちゃんの大事にしてたペンダント壊しちゃって、、、、、、、その、、これなんだけど、、、、」
「あ~これね」
「お姉ちゃんどうして泣いてるの?!そんなに大切だったの?ゴメンね。本当にゴメンね」
「違うの。これ彼氏からもらったものなんだけど、今日別れちゃったの。だから大丈夫だよ。
気にしなくていいからね」
「そうなんだ、、、、、お姉ちゃん大丈夫?」
「うん!それに今日その後良いことあったし全然大丈夫!お母さん待ってるからご飯食べに行こ!」
「うん。大丈夫ならいいんだけど、、、」
「大丈夫だって!!ほら行こ!」
「わかったよー」
私は涙を拭いて奈々とお母さんのところに行った。私の家はお父さんの帰りが遅いからいつも三人でご飯を食べてる。今日も三人でご飯を食べ私はご飯を食べ終えて自分の部屋に戻りベットに飛び込んだ

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