第2話

透き通るような優しさ《2》
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2018/12/12 15:36
「明日から僕と毎日放課後デート
しませんか?」
「明日から毎日ですか?!私、いちよう
高校生なんですけど………」
「見ればわかります(笑)今度から放課後は僕に時間をください」
「いきなり言われても、、、」
「お願いします!!」
男の子が、頭を下げた
「そんなに頼まれたら断れないじゃないですか!?分かりました。良いですよ」
「ホントですか?!ありがとうございます⭐やっと僕の一つ目の願いが叶った♪」
「一つ目の願いって?」
「可愛い子とデートする事です」
「か、、、、かわいいだなんて照」
「どうしたんですか(笑)
顔赤いですよ?(笑)」
「あ、あ、、、赤くなんかありません!」
「そうですか(笑)」
「とりあえず、あそこに座りましょうか」
男の子がわたしを近くにあったベンチに
誘導した。とりあえず座ったけど、会話もないなんて、、、落ち着かなくなり自分で話を切り出した。
「ところで!あなたも私と同じ制服を着てますが同じ高校ですか?」
「同じですよ。坂の上にある高校ですよね」
「そうです!何年生ですか?」
「1年生です」
「私より年下なんですね(笑)てっきり同級生かと思いました(笑)年上だったからタメ口で話してもいいかな?ちなみに私は2年生だよ」
「そうなんですか。じゃあ先輩ですね」
「そうだね。そういえば、さっきダンスしてたけど、ダンス習ってるの?」
「習ってましたけど、、、、」
「けど?」

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