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第1話

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2019/01/29 07:49
今年もあっという間に12月下旬に。
大掃除とか年を越すための準備をせずに私は、いつものカフェにいた。
あなた

山田さん、こんにちは。

山田さん
山田さん
こんにちは。
なんか良いことあった?
今日もいつものラテでいいかな?
あなた

バレちゃったか・・・
うん、ラテでお願いします。

山田さん
山田さん
はい。
注文してから5分くらいで出来た、ハートのラテは私の大好きな飲みもの。
山田さんの温かくて甘いラテは、口の中にそっと広がって、心もポカポカになる。

「こんにちは。今日は元気がないようですね。」なんて、お客さんに優しく接している姿を見て、私は憧れると共にいつの間にか山田さんのことが好きになっていた。
今日も、私は山田さんのトリコになりそうです─

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