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第10話

キスをずっと〜最終回〜
そう、話す彼女はとてもつらそう…。

俺はただ彼女を抱きしめるしかできなかった。


涼介
葵さぁ〜ほんっとバカ!
確かに俺はキラキラアイドルだよ?それが仕事だもん。キラキラアイドル山田涼介は皆のもんだよ。でも、こうやって愛してる女に愛して欲しいって願ってる俺は、ただの一人の男だよ。
彼女は、俺の首に腕を回して、声に出して泣いている。
ごめんね。私…本当バカだよね。バカだし本当は凄くヤキモチ焼きなんだよ。こんな私でも愛してくれるの?
俺より10も年上の自立した女性なのに。


涙をいっぱい流しながら、そう訴える彼女を見ていたら、可愛くて愛しくておかしくて笑えてきてしまった。
涼介
ぶっ!ハハハハ(笑)何?めっちゃ可愛いんだけど〜(笑)バカだね〜
そんな笑わなくてもいいじゃない!私ホントに悩んでるだから!涼ちゃんのバカ!
涼介
ごめん!ごめんねって(笑)そうかー葵はそんなに俺のこと愛してんだね〜♪じゃ、結婚の話は?ウソ?
ウソでもないよ。両親からお見合いの話も来てるし。そんなにからかうなら、ホントにしちゃうんだから!
涼介
はー?なにをふざけたことを。葵は俺のお嫁さんになるんだから!
しまった…

こんな勢いで言いたくなかったのに。

ちゃんとプロポーズしたかったのに。

ほら、葵のヤツ固まってんじゃん。
涼介
今すぐってわけにはいかないけど…俺には葵しか考えられないから。どんだけかかるかわかんないけど、待っててくれる?
待つよ…でもなるべく早くしてね。私オバサンだから(笑)
そう言うと、ポロリと涙を流した。

この涙はいい涙だね。

そんな涙をこれからもいっぱい流してやりたいよ。




涙を流す彼女のまぶたにそっとキスをする。

そして、優しく唇にキスをする。

そのキスはだんだん激しくなっていき、彼女の吐息が漏れる。


涼介
な〜…もうそろそろ我慢も限界。葵が、欲しいよ…
ここはお風呂だよ?我慢して(笑)
チェ〜っと拗ねたように唇を尖らせる。
ねぇ〜涼ちゃん。前から思ってたんだけど、何でいつも一緒にお風呂に入りたがるの?
涼介
葵の裸がみたいから
バカ!
本当はね、俺がいつも一緒に入りたがるのは、会えない日が多い俺達は一緒にいられる時間も少ないでしょ?

だから、このさほど広くもないこの浴槽に二人で浸かっている時間を大事にしたいんだ。

だって、一番近くでゆっくりと葵と話ができるから。
でもこの事は、教えてやんない。


俺を泣かせた罰だから。

    

            終わり。

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ショウジュン
ショウジュン
山田涼介くんのお話を書いています。
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