あなた藤井君の家に
(小瀧)何で、藤井の家にいくんだよ、
あなた今日、帰るときに先生にこれ渡しといてって言われたから。
(小瀧)渡しておくよ。
あなたえっ、いいよ。迷惑かけちゃうし。
(小瀧)いいから。かせ。それを
あなた良いの?本当に。
(小瀧)大丈夫だから。早く貸せって。
あなたあっ、はい。
(小瀧)...
あなたどしたの?
(小瀧)藤井の家、何処?
あなた笑笑知らないんかい笑笑知らなきゃ意味無いじゃん笑笑
(小瀧)笑笑ごめんごめん笑笑
あなた一緒にいこ?
(小瀧)お、おう
((50分後
あなた到着。ここですよ。
(小瀧)分かった。隠れてろよ。
あなたあ、うん。
((ピーンポーン
(??)はーい。誰ですかー?
(小瀧)あ、こんにちは、藤井の友達の小瀧です。
(??)あっ、はーい。ちょっと待ってねー。
(小瀧)あっはい。
((カチャッ
(藤井)はい。
(小瀧)ん、これ。先生に渡せって言われたから持ってきた。
(藤井)...ありがと。
(??)誰ー?
(藤井)んんっあーも。来んくていいから!
(??)誰よー。あー、こんにちはー。ありがとうねー。私は流星の母ですー。宜しくね。
(藤井)おかん!もうエエから!ごめんな、小瀧。バイバイ、ありがと。
((カチャッ
(小瀧)お、おう。
あなたごめんね。
(小瀧)大丈夫。
あなた笑笑
(小瀧)何笑ってんだよ。
あなたいや、何もー?
(小瀧)気になるんやけど笑笑
あなた小瀧君の顔がさ?めっちゃ引いてたからさ。可愛いなぁーって。
(小瀧)あなたはどういう男子がタイプなん、
あなたまさに、小瀧君みたいな子かなー。
(小瀧)そうなんやな。じゃあ、俺と付き合ってくれないか?
あなたえっ、それ本気?
(小瀧)本気
あなたはい!!私でよければ!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。