(小瀧)へー、女子らしい部屋やな笑笑
あなた笑笑
(小瀧)あぁ、俺後ろ向いとくわ。着替えるんだろ?
あなたあ、うん。ありがとう。
(小瀧)大丈夫。相手男やけん見られたくないだろ?
あなたそうだね。
(小瀧)おん。
あなたはい。もう、大丈夫だよ。
(小瀧)ふー。
あなたどしたの?
(小瀧)お腹空いてて😅お昼ご飯食べてないんよな。
あなたどうして?食欲無かったの?
(小瀧)食欲はあったんやけど、貧血で昼前ぐらいに倒れてしまって。1時位に目が覚めたから食べれんかったんよな。
あなたあっ、そうなんだ...。今は、食欲ある?
(小瀧)めっちゃ。
あなた良かったら持ってこようか?
(小瀧)ありがたいけど、夜じゃなきゃ全部食べれん体質で。今でも食べれるけど、多分夜ご飯が食べれないと思う。
あなたそっか。ちょっと待ってて。
((カチャッ バタン
(小瀧)待てって言われたけど何分待てば良いんだろうか。
((カチャッ バタン
あなた今日、泊まれる?私の家に
(小瀧)聞かなきゃわからん。聞こうか?
あなた良いんだったら。
(小瀧).............あっ、もしもし。お母さん?今日女の子の家に泊まって良い?
分かった。じゃあな。うん。彼女だけど。彼女作ったらあかんの?だったら何。はいはい。もういいから。じゃあな。
あなたどうだった....?
(小瀧)いいよって。
あなたよかった。
(小瀧)な。
あなたというか、何でいつもあんなに暗いというか、怖いというか....
(小瀧)思春期やけんだろ?知らね笑
あなたそうなんだ。
(小瀧)なぁ、ここで暮らしたらあかん?
あなたえ....?
(小瀧)俺がお母さんの所におったらいつも、虐待みたいなことされるし。それが嫌。
だから。
あなたそうなんだ...お母さんに聞いてみるね。
((コンコン
あなたん?
(ママ)ジュースでも要る?
あなたあ、ママ、
(ママ)ん?どうしたの?あなた
あなた小瀧くん、家族から虐待みたいなものを受けてるみたいなの。だから、今日から一緒に暮らして良いかなって.....
(ママ)そうなのね..小瀧くん、家何処?一回家に行こう?
(小瀧)はい.....
((ピーンポーン
(??)はーい。
(小瀧)お母さん、
(ママ)泊まるんでしょ?帰ってこなくていいじゃん。
(小瀧)荷物を取りに来たんだよ。
(ママ)あらそう。じゃあさっさと持って、出ていきなさいよ。あんたは、ここにいても邪魔なだけなんだから。
(小瀧)あっそ。
(あなたのママ)ちょっと失礼します。
(ママ)あんた誰よ。
(あなたのママ)ひとつ言わせてもらいます。あなたは、小瀧くんの母親じゃ無いんですか?
(ママ)もう、あんなやつは私の息子じゃ無いですけど。
(あなたのママ)じゃあ、何で産んだんですか?もう育てないのであれば、私が引き取ります。
(ママ)どうぞ?ご勝手に
(小瀧)どけ。そこ邪魔。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!