(小瀧)んー!美味しー!こんなに美味しいカレー食べたの何年ぶりだろうか
あなたカレー食べたの何歳の時が最後だったの?
(小瀧)小2だったかなー、確か笑笑
あなたそうなんだ、
(ママ)そうなのねー、、、あら!大変!
あなた(*_*;どうしたの?!お母さん
(ママ)お風呂のお湯止めてくるの忘れてたわ!止めにいってくるわね、
(小瀧)僕がいくよ!お母さんはゆっくり休んでて?
(ママ)あら良いの?申し訳無いわねー、
(小瀧)全然大丈夫だよ!じゃ、止めてくるねー。
(ママ)ありがとう
((カチャッ バタン
あなた中々良いでしょ?望、
(ママ)そうねー、可愛い子だし、優しいし気が利くしねー、本当にあんな愛想の悪いお母さんなのに、良い子に育っていて。
あなただよねー、そこ凄いと思ってた
((カチャッ
(小瀧)任務完了!
あなた任務?笑笑
(小瀧)おん、任務。
あなたただ、お風呂のお湯を止めてくるだけなのに?笑笑
(小瀧)ま、良いじゃないか。笑
あなただよね笑笑ごめんごめん、じゃあ、改めてお疲れー。
(ママ)お疲れー、ありがとうねー。
(小瀧)お疲れー笑笑いつでも頼ってね。お母さん、
(ママ)うん!いつでも頼らせてもらうわね、
あなたえー、私はー?頼れないほど不器用なの?笑笑
(ママ)あなたも役にたつけど、いつも返事だけで何もしてないじゃないの笑笑時々してくれるぐらいじゃない笑笑
あなたもー、彼氏の前でそんな事言わないでよー笑笑
(小瀧)あれー?印象とちがうなぁー?あなた。笑笑
あなたもー。うるさいなぁ笑笑
(ママ)笑笑ご馳走さま。
((カチャッ バタン
(??)ただいまー。
(ママ)あらお帰りなさい。早かったじゃないの。いつもは帰り遅いのに。
あなたあっ、お父さん!お帰りー!
(パパ)ただいま
あなた何で今日こんなに早いの?
(パパ)え?今日からあなたの彼氏の小瀧君?だったかな、その子と一緒にここに住むって、LINEで行ってきたから早めに帰ってどういう子かっていうのを見ていようかなって
(小瀧)小瀧望です。あなたの彼氏です。宜しくお願いします。
(パパ)おお、デカいな。身長。なんセンチあるんだ?
(小瀧)今はー、184㎝ですね。
(パパ)いいなぁ、そんなに身長があってねー、あ、あと敬語じゃなくて良いからな、今日から小瀧くんは俺たちの息子になるんだから
(小瀧)うん!
(パパ)笑笑良い子だなぁ
(ママ)お父さん!さっきも私がお風呂のお湯を止めてくるのを忘れただけなのに、僕が止めてきますっていってわざわざ止めにいってくれたんですよ。それとか、洗濯物を畳んでくれたり干してくれたり。物凄く優しいし、気遣いが上手なのよ?
(パパ)ほー、ありがとう。
(小瀧)イエイエ。いつでも頼ってね、お父さん
(パパ)うん!いつでも頼ってね頼らせてもらうね。
(小瀧)うん!
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。