シルクのお別れ会を開き始めてから1週間が経ち
全場所無事に終了した。
1週間たくさんの人が来てくれた
みんな思い思いのことシルクに伝えられてたらいいな
‘‘お別れ会、開いてくれてありがとう。
まだ信じきれてない部分もあるけどすっきりした’’
‘‘一度はシルクに会いたかった。みんなありがとう’’
‘‘自分の思いしっかりと伝えて来た。ありがとう。’’
感謝のメッセージがたくさん届いた
シルクへのメッセージも
事務所にシルクへ持って来てくれた物が届いていた
それを取りに行ったが予想以上の量で持ち帰って来る
のがかなり大変だった
手紙や色紙、写真や絵、手作りの物など様々で
ファンの温かさを改めて知った
数時間後…
いつものようにぺけは酔っ払い、ンダホが面倒を見た
ぺけはンダホが家へと連れていった
なんかどっと肩の荷が降りたかのように疲れが出た
何もせずに寝るかとも考えたがシルクの部屋へ向かう
少しでも荷物を片付けておきたかった
貰ったものがあちこちに散乱している
これでは撮影さえもままならない
シルクにちなんだ物
手紙
絵
本当にさまざまな物を持ってきてくれた
でもこれらはほんの一部で各地方からもまだまだ
届けられる
俺はおもむろに一つの手紙を手に取り読み始めた
その手紙にはシルクへの想いがたくさん綴られていて
かっこいいところ、かわいいところ、好きなところ
ここにある手紙全部にそういうこと書いてあるのかな
酔っていたかだろうか、
これだけ褒めちぎられたシルクにちょっと嫉妬した
当たり前だw
俺はいつの間にかたくさんの贈り物に囲まれて
眠りについていた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。