俺に出来ることって何だろう
マサイは弱音なんか吐かずにみんなのために
動いてくれてる。
俺もみんなのために…
でも自分の取り柄がわからない。
俺は何なら胸を張って「やれる」と言えるのかな
今までみんなのためにやったことあったっけ…
俺、Fischer'sに貢献してるのかな
必要な存在なのかな…
みんなに任せっきりで頼ってばかりで
そういえば昔、俺、
Fischer's辞めようとしたよね?
あの時、シルクが止めてくれたから俺はここにいる
なんでだろ
なんでシルクは俺なんかのこと止めてくれたのかな
俺なんか、
いてもいなくても変わらないのかな、
あの時、抜けてれば良かった…?
シルク、俺、本当に必要…?
なんで俺なんかを止めてくれたの?
教えてよ…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。