今日は俺、モトキ、ンダホがシルクの部屋に集合する
予定だ
モトキと俺は早々にもうシルクの部屋にいた
約束の時間はとっくに過ぎていたがンダホは来ない
まぁンダホが遅刻するのは日常茶飯事だ。
モトキはシルクの部屋を歩き回りそう呟いた
シルクの部屋にはたくさんの本がある
ジャンルはさまざまだが幅広く勉強していた
しばらく経つとンダホがやっと来た
今日集まったのは
これからのFischer'sを決めるため
そう、あの日俺がちょっと暴れたせいであの話は
それきりしておらず曖昧のままになっていた。
(第5話参照)
Fischer'sはまだまだ続いていく。
これからたくさんの壁にぶつかることもあるだろう
でも6人で…
いや、
7人で乗り越えて行こう。
でも、
現実はそう甘くなかった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!