第5話

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3,828
2018/03/10 01:28
Emma《作者》
今回のお話はちょっと文多めで読むの
めんどくさいかもなのですが是非読んで
ほしいのでよろしくお願いします…!
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これからどうするか。





6人で話し合うことにした。













マサイの家に集まることになった
続々と集まるメンバー
ンダホ
ンダホ
おはよ…
マサイ
マサイ
おはよ
最後にンダホが来て6人集まった。



いつもだったら、6人もいれば近所迷惑になるほど

うるさく騒ぎ合っている。
しかし今日は静まり返っていた。






その重たい空気の中マサイが口を開く。




マサイ
マサイ
これからどうする…?
ザカオ
ザカオ
それは、YouTuberとしてのFischer's
のことだよね?
マサイ
マサイ
あぁ、まぁ…
ザカオ
ザカオ
俺は別に何も思わない。
ザカオ
ザカオ
俺はお前らのこと営業友達なんて思ってないから。お前らと遊ぶのは友達としてであって動画に出るためじゃない。
マサイ
マサイ
いや、俺らだってみんなのこと営業友達だなんて思ってねぇよ!
マサイ
マサイ
思い出として残すためにYouTubeに
載せてるだけで、
ザカオ
ザカオ
でも最近、動画のことしか考えてないじゃん!普通に遊ぼうとしてもすぐカメラ回してさ、動画撮って、YouTubeにあげてさ…俺はそういうことあんましたくないんだよ!
モトキ
モトキ
まぁ確かにザカオが言ってることは一理ある。俺らは元々自己満足で動画撮ってYouTubeにあげてただ楽しんでた。でも最近はYouTube上でのFischer'sを気にしすぎだとは思う。
モトキ
モトキ
でも俺はYouTube上でのFischer'sも楽しんでるよ。YouTuberだからこそ出来ることもあるし、UUUMに色々支援してもらってることで俺らがやりたかったこととかも出来てる訳であって。
そういう面から見るとYouTuberとしてのFischer'sを全否定は出来ないと思う。
ぺけたん
ぺけたん
もし俺らだけの力だったら野球場を丸々借りたり、学校借りたりは出来ないことだよね。
モトキ
モトキ
そういうこと。
ンダホ
ンダホ
正直、YouTuberとしてのFischer'sのファンになってくれたウオタミさんもいるわけであってウオタミさんを楽しませるのも俺らの仕事っていうか、やるべきことだと思ってる…
ダーマ
ダーマ
俺はその俺たちが遊んでる様子っていうのをカメラで撮ってYouTubeにあげようと、カメラとか回さずに普通に遊んでることどっちも同じように楽しんでるしそんな気にしたことはない。みんなもそうだと思うけどカメラ回ってるからってリアクションを変えたりテンションを変えたりはしないし、素のままで楽しんでると思うからYouTubeに関してそんな深く気にする必要はないと思う。
ぺけたん
ぺけたん
俺もそう思うよ。素で楽しんでるし無理してるわけではないから。俺らがやりたい事をやってるだけであってYouTubeにあげようとあげまいと俺らはいつものままに楽しめばいいんだよ。
YouTuberとしてのFischer'sのおかげでもっとやってみたいことが増えたし、出来ることも増えたし、いいことはたくさんあると思う。
マサイ
マサイ
ウオタミさんのために動画あげてるって言われたらそれもそうだけど、実際動画撮ってて俺らも楽しんでる。その楽しんでる様子を見てウオタミさんも楽しんで、そういう循環だから誰も嫌な気持ちはしてないんじゃないかな
マサイ
マサイ
ザカオの気持ちもわかる。
動画のことばっか考えてるっていうのは確かにその通りだった。ごめん!
でも俺らも一切無理はしてないし、ただ楽しんでるだけだから。
ザカオ
ザカオ
…みんなの気持ちは、わかった。
ザカオ
ザカオ
でも俺はYouTubeを続けるにしても動画の出方は変わらないし、意識は変わんない。
マサイ
マサイ
うん。それがザカオらしい。
ありがとう。
モトキ
モトキ
…で、どうするの?
YouTube、続ける…?
ダーマ
ダーマ
俺は動画続けていいと思う。俺はそんなに参加できねぇかもしれないけどただ集まって騒いで、その延長で撮ってるんだから別にいいんじゃね?
シルクだって、自分のせいで動画やめるとか望んでねぇだろうし。あいつが出来なかったこととか…俺らがやってあげるべきなんじゃねぇの?
ンダホ
ンダホ
俺も、続けたい…
これは俺らが楽しむためにやってることだし、ここでやめたら逆にシル、シルクが、悲しむと…思うから…。
あいつが、、、出来なかったこと…
ぜってぇ俺らがやって…やるから…
泣き出してしまったンダホの背中を

ぺけたんが摩りながらぺけたんも口を開く
ぺけたん
ぺけたん
俺は…ちょっと自信ない。
確かにダホが言う通りシルクはやめること、望んでないかもしれないけど…
シルクがいたからここまでやって来れたし…いつでも中心にいたのはあいつだった。
シルクがいない今、俺らだけで続けられるのかな…って、
ザカオ
ザカオ
俺は動画に関しては何も言わないけど、
俺らが友達なのは変わりねぇし、この集団をまとめてたのがシルクだったとしても…この集団を解散することはねぇだろ…?
モトキ
モトキ
うん。もしYouTubeをやめるとしても集まるのは変わりないから。俺らが友達であるのに変わりはない。
マサイ
マサイ
動画について、だけど…
メインの方、編集してたのってほとんどシルクじゃん。でも、、、
それをカバーできるかってなると正直
キツい面があるかも。たまにンダホがメインやってくれてるけどさすがに毎日はキツいと思うし、それぞれ仕事もあるし



































マサイ
マサイ
俺ら、シルクに頼りっぱなしだったんだよ…。
マサイ
マサイ
シルクがいつも中心にいて、全部やってくれて…。あいつがこの集団のリーダーなんだよ。あいつがいなくて、どうやって成り立つんだよ。
マサイ
マサイ
俺らはシルクがいなかったら
なんにもできねぇ集団なんだよ。
モトキ
モトキ
マサイ、それは言い過ぎだって…
マサイ
マサイ
いや、もう無理だろ。
所詮俺らはこういう人間の集まりなんだよ。みんなで協力してるように見えて、実は人任せ。ほらな、あいつがいなくなったらすぐわかっただろ?


するとンダホが立ち上がりマサイの胸ぐらを掴む


ンダホ
ンダホ
俺らはそんなグループじゃない!!!
モトキ
モトキ
ちょ、ンダホ!
マサイ
マサイ
じゃあどうなんだよ!
今もうここにはシルクがいないんだぞ!
わかってんのか!?
あいつは死んだんだ!
もう戻って来ないんだよ!
モトキ
モトキ
マサイ!!!!
ンダホ
ンダホ
うるさい…
うるさいうるさいうるさい!!!!


マサイを床に押し倒し、殴った。


マサイ
マサイ
…っ!
モトキ
モトキ
ンダホ!それはダメ!!!
他の4人が懸命にンダホを止めマサイから引き離した



そしてンダホは泣きじゃくっている
マサイ
マサイ
おめぇらも薄々感じてただろ!
俺らは陰キャの集まりなんだよ!
シルクっていう強い存在がいたからここまでやって来れたんだ!
シルクがいない今俺らがやっていけると思うのか!?
モトキ
モトキ
マサイ!さっきからどうしたんだよ!
言い過ぎだよ!
しかし他の3人はマサイの言葉を聞き

黙り込んでしまった。
マサイ
マサイ
ほらな、言い返すことなんかできねぇんだよ。これが真実だ。
俺らはくそみてぇな集団なんだ…


マサイの声は震えていた。



マサイ
マサイ
シルク…なんで死んじゃったんだよ…
俺らを残して、、、
なんで、なんでだよ…
シルクロード!!!!!
なぁ……答えろよ!
その場に倒れ込み泣き出した


















シルクロード











この人物がいなくなった。
















その出来事でFischer'sは


































崩壊した。

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