第5話

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2023/11/15 08:14
増田side
増田貴久
増田貴久
え!?それ本当!?
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
ああ…
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
客世話係はあなたの下の名前さんのこと
お金としてしか見てないよ
増田貴久
増田貴久
そんな…
増田貴久
増田貴久
じゃああなたの下の名前ちゃんはそれに気づいてるってこと?
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
多分ね
増田貴久
増田貴久
……俺はそんなつもりじゃないのに
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
分かってるよ






俺はお金のために仕事をしてるんじゃない



みんなが笑顔で利用してくれるために働いている



それにこのホテルは…




俺が一代で築き上げたものだ
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
それに…まっすーがこのホテルを作った理由も
増田貴久
増田貴久
それは…
ガタン
増田貴久
増田貴久
!?
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
誰だ!
(なまえ)
あなた
……あ、
増田貴久
増田貴久
あなたの下の名前ちゃん…?
(なまえ)
あなた
ごめんなさい…つい聞いてしまってて…
増田貴久
増田貴久
それより…あなたの下の名前ちゃんはあまりここのホテル
気に入ってないんでしょ?
(なまえ)
あなた
ええと…
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
少なくとも俺たちはお客様のことお金だなんて
思ってないよ
(なまえ)
あなた
え?
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
だから…安心して?
(なまえ)
あなた
では…まっすーさんはどうしてこのホテルを?
増田貴久
増田貴久
……
俺はゆっくりと口を開いた






俺は20代の頃別のホテルの従業員として働いていた




そのホテルは…設備は整っていたけど…



客との距離は離れていて堅苦しかった





ある時俺が働いているホテルに当時高校生だった


妹が友達と泊まりにきた



そして後日…
貴久の妹(麻衣)
お兄ちゃんのホテル堅苦しいよ!
増田貴久
増田貴久
そう言われてもなぁ…
貴久の妹(麻衣)
もうちょっとこう…客と距離近くないと!
貴久の妹(麻衣)
って…なにも分からない高校生に言われてもあれだけどねw
増田貴久
増田貴久
そんなホテル…あるか?
貴久の妹(麻衣)
じゃあお兄ちゃんが作ればいいじゃん!
増田貴久
増田貴久
え!?作る…?
貴久の妹(麻衣)
そしたら…真っ先に私が泊まる!
貴久の妹(麻衣)
お兄ちゃんは…?どう思ってるの?
増田貴久
増田貴久
増田貴久
増田貴久
お兄ちゃんも麻衣が言ってるようなホテルがいいよ
貴久の妹(麻衣)
じゃあ頑張ってね!











しかしその後…




妹は事故で亡くなった






遺書のようなものからは


お兄ちゃん、頑張れ



とだけ書かれていた





そして俺は必死に頑張り、ホテルを建てた




増田貴久
増田貴久
一時期は崖っぷちだったけど、何とか
人気ホテルになってね…
(なまえ)
あなた
そう、だったんですか…
増田貴久
増田貴久
客世話係には注意喚起しておくよ
(なまえ)
あなた
えっ、気づいていたんですか?
増田貴久
増田貴久
まあね
(なまえ)
あなた
では、失礼します…



バタン







永瀬廉
永瀬廉
おー、あなたの下の名前!
そこで何しとったん?
(なまえ)
あなた
いえ、別に
永瀬廉
永瀬廉
支配人に何か用やったん?
(なまえ)
あなた
ううん!大したことないの!
(なまえ)
あなた
それより眠たいわ…もう寝ようかしら
永瀬廉
永瀬廉
分かった
シーツとかもう用意してあるで
(なまえ)
あなた
ありがとう
バタン
永瀬廉
永瀬廉
……あいつ何なん
永瀬廉
永瀬廉
普通の女やったらこんなんすぐ惚れんのに…
手強いやつやな

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