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第6話

不可思議
私たちは謎のボールを隠れ玉と呼ぶことにした。
なんかその方がしっくり来るから。
隠れ玉を使って気付いたことは、
お互い隠れ玉を使っていれば、見えるってこと。
見えるって言ってもくっきりなんて見えないし、
なんか、半透明みたいに見える。
李零(スモモ レイ)
なかなか鬼、見ないね・・・。
七倉燐花(ナナクラ リンカ)
確かにそうだね・・・。
放送があるとか言ってたけど
始まってから全然ないね・・・。
目黒光(メグロ ヒカル)
これ・・・本当に鬼っているのか・・・?
俺たち・・・ただただ、
幻覚を見ているだけとか・・・。
幻聴を聴いてるだけとか・・・。
私たちはまだ、鬼がどんななのか知りもしない。
そんな条件下で、私たちは逃げている・・・。
あの人は私たち、いや、この学校で逃げている人が
防犯カメラで見えている・・・
もしかしたら・・・あの放送をしてた人?が
鬼を操ることが出来たら・・・・・・
私たちは何処に隠れようが逃げまいが、
見つかってしまう・・・
でも、そんなことするなら時間制限を
1日になんてしないし、
始まってからスグに捕まる人が出るはずだ・・・。
だが、"鬼を操れる"ことは確かではない。
私たちはそのわずかな希望に
賭けるしかないのか・・・?
どうにかして防犯カメラを見つけなければ
私たちに未来は無い・・・・・・
李零(スモモ レイ)
2人とも・・・
燐花&光
どうしたの?/どうした?
李零(スモモ レイ)
2人はさ、あの放送をしてた人が
鬼を操れるとしたらどう思う?
目黒光(メグロ ヒカル)
そ、それは・・・逃げられないと思う・・・
七倉燐花(ナナクラ リンカ)
あ、確かに・・・
その可能性はあるね・・・。
防犯カメラがあるとか
言ってたもんね・・・。
目黒光(メグロ ヒカル)
今話していることも全部
視られてるってことだろ・・・?
李零(スモモ レイ)
多分だけどね・・・
本当に、操れるんならどうしよう・・・
それよりも・・・あの声どっかで・・・
聴いたことあるような無いような・・・・・・
この学校の人・・・?
かもしれない・・・
だったら何故その人はこんな事を・・・?
恨みがあったから・・・?
まず、こんな事を実現出来るの・・・?
でも、それだったら・・・隠れ玉は・・・・・・
それよりこれは本当に現実なの・・・?
夢・・・?
夢なら・・・良いけど・・・
七倉燐花(ナナクラ リンカ)
ねえねえ、これからどうするの・・・?
燐花・・・震えてる・・・
無理もないよね...
私だって震えを隠すのに気を取られてるもの・・・
李零(スモモ レイ)
どうしようもこうしようも、まず、
情報が少ないから何も出来ないよ・・・
七倉燐花(ナナクラ リンカ)
そう、、だよね・・・
ごめん・・・無駄に喋っちゃった・・・
李零(スモモ レイ)
全然良いよ!もし死ぬことになったら
一生喋れなくなっちゃうから・・・
七倉燐花(ナナクラ リンカ)
ポジティブ・・・だね。
李零(スモモ レイ)
そうしないとやってけないから・・・
七倉燐花(ナナクラ リンカ)
確かに・・・そうだね!
なんか良く分かんないけど
燐花の震えが止まってる・・・
良かった・・・
「もし死ぬことになったら」
なんて言っちゃったなぁ・・・
ポジティブ・・・か。
今の私にはそんなこと考えられないよ・・・。
震えも止まらないし・・・
こんなんじゃ───
??
君たち・・・こんな所で何してるの・・・?
??
危ないよ・・・?