「そりゃ、防犯カメラがあるからね。」
防犯・・・カメラ・・・・・・?
「んー、言えない。まあ君たちの気付かない所。」
「そりゃそうよ。」
「まあそうだね。」
「そうだよ!よく気付いたね!!」
結構フレンドリーだな・・・
「てことで、始めようか。
制限時間は・・・この学校広いし、1日にしよっか。」
いやいやいやいや無理に決まってるでしょ・・・
「じゃあ!始めるよ!!あ、5分後だからね!
ちゃんと隠れる場所、探しておいた方がいいよ!」
「んじゃ!あ、あと、見つかったら
さすがに走っても逃げ切れないからww」
「始めまーす!スタートー!!」
ピーンポーンパーンポーン────
何か違和感があったような気がするんだけど・・・
何処か・・・隠れる場所を・・・・・・
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。