プリ小説

第4話

# Memory*4
湊 翔
神澄、いるか?
木柄詩 神澄
あ、湊くん!おかえり~
湊 翔
ただいま
木柄詩 神澄
今日はなにしてくれるの?
湊 翔
宮路町いこうと思って
木柄詩 神澄
宮路町・・・?
宮路町。

そこは初めてデートでいった場所。

お茶の名産地で、抹茶パフェとか食べたのを覚えている。

電車で三十分くらいかかるけど、まぁ大丈夫だろ
湊 翔
あぁ。
木柄詩 神澄
着替えるからそとで待っててくれる?
湊 翔
終わったらよんで。
部屋のそとで少し待つ。

彼女にとっては俺と出掛ける初の場所。


なにか、記憶のカケラの一つがあればいいが、、、
木柄詩 神澄
おまたせしました
神澄はそういい病室から出てきた。
湊 翔
いくか
木柄詩 神澄
うん!
二人ならんであるくのは久しぶりだな。

しみじみと感じながら駅までの道のりを歩いた。
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木柄詩 神澄
けっこー混んでるね
湊 翔
だな
夕方の六時になるくらいなのにまだ宮路町は人々が大勢通っていた。
木柄詩 神澄
どこにいくの?
湊 翔
春待屋ってとこ
木柄詩 神澄
そこ何屋さん?
湊 翔
神澄のすきなパフェ屋さん
木柄詩 神澄
抹茶?!
湊 翔
あぁ
木柄詩 神澄
やったぁ!ありがと!
隣でピョコピョコ飛びはね喜ぶ姿は

記憶を失う前と変わらない。

前もこうやって満面の笑みで喜んでたのをハッキリ覚えてる。
湊 翔
いくぞー
木柄詩 神澄
まってよ~!!
ギュッ・・・
湊 翔
え?
木柄詩 神澄
あっ、、、あれ?
俺の腕に神澄の腕が絡む。

まえなら気に止まらなかったが、、、

記憶のない彼女がなぜこうしたのかがわからない
彼女自身もわかっていないのか、

顔を曇らせる。
湊 翔
なんか、思い出したか?
木柄詩 神澄
うんん。わからない。でも、なんかフツーに、、、からだが覚えてるみたいな・・・
湊 翔
そうか・・・
木柄詩 神澄
・・・
湊 翔
ん。
木柄詩 神澄
え?
湊 翔
手ならいいだろ?
木柄詩 神澄
うんっ!
曇った顔がパッと晴れ渡り、俺の手と彼女の手が絡まった。
まるで、付き合っていた頃の記憶があるように。

今の俺たちには気持ちの壁がなくなっていた。
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木柄詩 神澄
すごいよっ!これ美味しかったやつだよねっ!
湊 翔
美味しかったな・・・って、え?まだ食べてないよな?
木柄詩 神澄
え、、うん。あれ?私前にここ来たような気が・・・するようなしないような??
湊 翔
来たことあるよ。二人で。
木柄詩 神澄
湊くんと?
湊 翔
そう。神澄が誘った。
木柄詩 神澄
え・・・
湊 翔
てのはウソ。俺がめっちゃねだった。
木柄詩 神澄
えぇ?!・・・あれ?私がねだって来たんだよ?"翔"行く気なかったじゃーん!!
あははははっ!!

彼女が目の前で笑う。

だが、今神澄・・・

翔って・・・
湊 翔
翔・・・?
木柄詩 神澄
え、翔?・・・え?
湊 翔
神澄・・・なにか、思い出して
・・・?
木柄詩 神澄
わからない。でも、心の霧が晴れてきた気がするの・・・
湊 翔
なら、よかった
木柄詩 神澄
うん。。。湊くんのお陰だよ!ありがとう
湊 翔
いや、まだお礼を言われるほどのことは出来ない。記憶を取り戻せてからだな!
木柄詩 神澄
そうだね!
着実に、彼女の記憶は濃くなってきている。

だが、まだ核心まではつけていないから・・・

彼女が記憶を取り戻せるために、俺は俺にしかできないことをしてやるだけ。。

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