湊くんに抱き締められて、、すごくドキドキした。
はじめてなはずなのに、どこか懐かしくて。
ここにたくさんの"想い出"があったんじゃないかと思うような・・・
そんな心地よさがあった。
----------------------------------
私の前で笑顔になる湊くん。
それを見てつられる私。
彼の瞳に私が映っている。
透き通った、純黒の瞳に。
あの瞳に私が映る間に記憶が戻ればいいなぁって思ったことは
今はまだ湊くんには ヒ・ミ・ツ 笑
----------------------------------
湊くんが病室をでると、やはり急に寂しくなる。
なにか思い出せるかもとおもい、スマホを手に取り起動させる。
LINEを開いてみんなとのトークを見ると
"Kakeru"
とのトークが一番上にあった。
か、ける・・・?
もしかして、湊くんかな?
そうしてトークを開くと、中には驚きのトークしかなかった。
4/28
6/18
6/19
6/28
6/29
3/21
3/22
----------------------------------
え、、、告白?
オッケー??
私たち、付き合ってたの?
"もしも、神澄の記憶が戻らなくても、俺は神澄の隣にいたいから。"
あの意味、、、
まさか、こういうこと?
なら、どうして、、、、
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。