いつしか生まれた花
冬を耐え抜いて
誰かが心折れても
風が唸っても
凛と咲いている花
自ら逆境に立ち
新しい風を吹かせる。
今までたくさん辛い思いしてきた。
それが当たり前だった。
君との出会いは最低だった。
なのに
なんで
君を想うと苦しくなるんだろう。
切なくなるんだろう。
この関係が偽りってこと。
そんなこと分かってる。
想いを伝えたら崩れそうで
消えてしまいそうで
君が教えてくれた その ″花″
ずっと心に残ってる。
その意味をずっと探してた。
きっと咲き続ける。
繋がっていく。
ずっと
最初から
君だけだった。_
starting story_″
is a _flowerday_
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!