私は飲みかけていたジュースを全て飲み干した。
そのあとは2人でショッピングしたり
スイーツ食べたりした。
私は駅までイェリンを送ったあと、
そのままバイト先に向かった。
ドアの金がなってバイト先のカフェに入る。
更衣室に入って、服を着替える。
そして、ウィッグをつける。
ほんとはバイト禁止なんだもん。
男装しなきゃ。
ずっと常連だったから
店長だけには言ってある。
ウィッグをつけて出ていく。
ジミンはそそくさと逃げて服を着替え始める。
準備が終わって、たくさんのお客さんが来る。
夜だけど今日は多いみたい。
いつもはランチタイムが多いんだけどね。
あれから3時間くらい経って、お客さんが居なくなったくらいかな?
店のドアが開いた。
朝会った、
あのテヒョン君?
いやでもッ!
男装してるし、バレないに決まってるし。
と思ったけど、
テヒョン君はゆっくりと歩み寄ってくる。
思わず後退りをすると、
お店の角の窓際にあるソファにぶつかる。
どうしよう。
バレたかな?
私の目の前に至近距離で止まると、
途端に私の腕を掴んでソファへ押し倒した。
私の上に覆いかぶさる。
両腕を頭の上で固定しながら、
ウィッグを優しくはずす。
テヒョン君は両腕を解放しないまま
ニヤッといやらしい笑みを浮かべる。
そのままぐんと顔を近づける。
そして顔を近づけてきて、
私にキスをした。
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。