第3話

episode 2
138
2019/02/17 08:58






人がいっぱい、。








新一年生
すごい多いんだな、。










どうしよう。



これじゃ全然見えない。







頑張って背伸びするけど全然見えない。





前にいる大勢の人だかりは一向に移動しようとしない。








どうしよう。












m e
m e
あ!!




あった!!!!!!










C組。かぁ、





2階の奥から3番目のクラスだ。




後ろの人の迷惑にならないように、見たあとはそのままダッシュでその場を切り抜けた。





教室に入ると、もう沢山人がいて賑わっていた。











掲示板に席順が書かれていて、そこにその人の学生名札が貼ってある。





私は、、。






窓側の後ろから2番目。と、










席を把握した上で、名札を取ろうとした。



m e
m e
あれ、?




届かない。





教卓が1番下に掲示されているから、
後ろの方は随分高い場所にある。







m e
m e
牛乳もっと飲んでおくべきだったッ、


必死に届かない名札に手を差し伸べる。









m e
m e
え、?



途端に私の肩に大きな手が置かれて、
後ろから大きな手が伸びてくる。


その手は私の名札を取る。






びっくりして後ろを振り向くと、








tehyong
tehyong
これで合ってる?
m e
m e
あ、ありがとうッ!ございます!
tehyong
tehyong
いいよ全然 笑



優しい笑顔で私に微笑みかけながら名札を渡されて、そのまま行ってしまった。





頭の中がぽかーんとしている。







あんまりにも綺麗すぎて上手く顔を直視できなかった。



でも覚えてる。




teacher
新入生は並んでくださーい



みんな呼び出されて教室から出ていく。



私も一緒にその場を後にした。















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