ジョングクside
あなた〜どこかなぁ
さっきポッポできなかったから、あなた
を探してるんだけど……
あなたさっきから全然見つかんないんだよねー
「……ンッ//」
ん?
「……オッ、パッ……!!」
んん?
ここから聞こえるけど、
ここテヒョニヒョンの部屋……
ヒョン……?
もっとちかづくと
あなた……?
あなたの声……?
もしかして……
俺は怒りが込み上げてきて
ドアを開けた
ガチャ
その光景を見て俺は息を飲んだ
そこには、襟元がはだけたあなたと、その上にまたがるテヒョニヒョンがいたから
ヒョンは俺に気づいていないのかあなたに吸い付いている
あなたが涙を零しているのに
ヒョン辞、めないの?
ヒョン
ヒョンは俺に気づかないままなのか
キスを続けた
ヒョン
テヒョニヒョン
ヒョン……💢
ドカッ
俺はあなたを連れ出し
隣の隣の俺の部屋にあなたを連れていった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。