僕はみんなが羨ましかったんだ
ステージにいるのを見つけた時
嬉しくって、信じられなくて
一瞬ぼーっとしてしまった
armyには4次元だー!って言われてたみたいだけどね
僕はこのステージでどうしようと考えた
頭が回らなくって
思いついたのはこれひとつ
"連絡先を渡す"
僕はソロで使ったバラの花をとってきて
花びら1枚に、連絡先を書いた
待ってることを伝えて
連絡を待った
もしかしたら、気づいてないのかもしれないし、
連絡をしたくないだけかもしれない
あれからまったく何も、来ない
その間に
ジンヒョンとナムジュニヒョンはあなたといい感じになってるし
ジョングクとジミナにはオッパ呼び先越されてるし
ジミナは鼻だったけど、ポッポをされてて
ついハブててしまった
大人気ないよな
でも、それだけじゃ終わらなくて
ほかのメンバーにも、ポッポされて
もう、ポッポじゃなくて
キスのつもりでみんなしてるし
余計に焼けてきて
なんで僕を見てくれないの
って気持ちが暴走して
結果はかっこ悪い
最悪だよね
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。