ジミンside
今日は検査の日!まぁ健康だと思うけど念の為!
倒れたのだって色々何かが重なっただけ!
Jim「ふぅ…」
na-su「はいパクさん吸って」
Jim「すぅぅー」
na-su「止めてー」
Jim「んぐっ」
カシャ
na-su「はい楽にしてください」
Jim「ふぅぅ」
レントゲンなんて初めてだよ…緊張する!
てか、全身撮るんだね/////ww
na-su「じゃあ控え室でお待ちください」
Jim「はいありがとうございます」
ガラガラ
JK「ヒョン!どうでした?」
Jim「普通だよwでも初めてレントゲン撮ってしまった!」
JK「良かったですねw」
Jim「別になんともないと思うんだけどねぇー」
JK「っ…そうですよ〜大丈夫です!」
Jim「?うん?」
なんか一瞬寂しそうに見えたのは気の所為?
それから1時間後…
ガラガラ
na-su「パクさん、どうぞ」
Jim「はぁーい」
JK「僕も行きます」
Jim「ありがとうニコッ」
JK「いえいえ」
Dr「具合はどうですか?」
Jim「問題ないです」
Dr「そうですか…それで結果ですが」
Jim「はい」
Dr「ステージ4の肺がんでした」
Jim「え?それは…どういう?」
Dr「肺に腫瘍があります」
JK「そ、それは治りますか?」
Dr「ステージ4の肺がんは治る確率が非常に低いです。」
Jim「う、嘘だ…嘘!僕元気だもん…」
JK「ジミニヒョン…」
Dr「すぐに入院しましょう。いつ悪化するか分かりません。」
Jim「にゅう…いん?」
Dr「はい…」
JK「ヒョン…」
Jim「ぼく…どしよ…わかんない」
Dr「入院の手続きを付き添いの方お願いします。」
JK「ヒョン…大丈夫…大丈夫だよ」
Jim「いや、嫌だよぉ…ウァァァン」
Dr「こちらも全力で治療させていただきます。」
na-su「パクさん…こちらへ」
Jim「ウゥ…ヒック…はい」
個室へ連れていかれた。そこで着替えてから病室に行く…
na-su「パクさん」
Jim「はい…」
na-su「…こんなことしか言えませんけど、先生は確率は低いとおっしゃいましたが治らないとは言っていません。だから一緒に治療していきましょう。苦しいとは思います。こちらも全力でサポートします」
こんなに心配してくれている。初めて会ったはずなのに…
Jim「ありがとうございます…ありがとうございます」
僕はその場に蹲って泣きながら感謝の気持ちを伝えるしか出来なかった。
……To be continued
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!