え?なんで機嫌がいいかって?
そんなの、
今からあなたとデートなんだ♪
いいでしょ〜♡
ピロン♪
そんなことを思っているとあなたから連絡が来た。
メールにより~
莉犬と言った後に好きというスタンプがくる。
ふふっ可愛い💕
そう思い、俺は大きいショッピングモールに向かった。
いつ見ても、大きいショッピングモールにすごい!と思ってしまう。
少し離れた男物の洋服が売られてる場所に彼女のあなたと…
を見つけてしまった。あなたは俺とのデートをやめてなーくんとお出かけだったのか…
一人で浮かれてあんなに楽しみにしていたのに…
いやいや、あなたがそんなことをするはずがない。と自分に言い聞かせ、
と呟いた。
ななもり目線〜
今は莉犬くんの彼女のあなたちゃんと洋服屋さんを見ている。
あなたちゃんとは付き合ってないからね!?
そう、もうすぐ付き合って一年記念らしい。
それで莉犬くんへのプレゼントを一緒に選んでる。
あなたちゃんが目をしている方を見てみると
なんか悲しそう?…!!
ポロポロと涙がほっぺを伝う。
そうも思ってしまった。
そんな時、
確かに莉犬!と呼ばれた。しかも、大好きな声。
後ろを振り返ると、息切れをしている彼女がいた。
安心してそれと同時に少し情けなくなって、あなたをギュッと抱きしめた。
これからは、俺からは俺がいなきゃ生きれないようにしてあげる♡♡♡♡
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。