ドクササコ忍者が埋めたと言われた火器や罠を回収してドクササコ凄腕忍者をタソガレドキ組頭の雑渡棍奈門に任せつつ残されたのはタソガレドキ忍者は雑渡棍奈門ところへ行き、安藤先生の嫌味と親父ギャグを夕河の怒りで壊した。
氷みたいな青みが強いアースアイに変わり、破壊神眼を使って見通していた。
夕河はある提案をしており、山田先生は六年生に説教されていた。
山田先生と六年生は首を傾げていた。
学園長先生曰く夕河は六年生に守ってくれたそのお礼として学園長先生の部屋に行き、破壊神眼の力を持っている異能力で壊れた障子を修復して直したらしい。
六年生は一年生陣にいた夕河の方を見る。夕河はは組と楽しく話していた。
留三郎は抱きしめて来たから夕河を含めては組と他の忍たま達は首をキョトンしていた。
夕河は留三郎の頭を撫でていたから忍たま達は微笑ましくなった。その瞬間、しんべえの腹の虫が鳴いた。
庄左ヱ門を先頭に再度食堂に向かう。食満兄弟で手を繋いでいた。その時、前から四年生と思わしき人物が歩いてきた。
留三郎に呼ばれ手を繋いで歩いていた夕河は手を解いて前に出る。
夕河はキラキラ輝くような丁寧な挨拶する。は組全員は「おぉぉ!」っと驚き、守一郎先輩とタカ丸先輩も「ほえー」っと言った感じで驚いていた。
夕河の発言にみんなが再び驚いた。
ヒソヒソ話をする潮江文次郎がタカ丸に尋ねる。
守一郎さんとタカ丸さんに連れだって食堂にたどり着く。すると夕河以外のは組は何かを察したらしく、「夕河、先に入って!」っと言われたので、なんだろう?っと入った。すると。
そこには学園のほぼ全員が集まっており、「食満夕河くん、歓迎会」と言う張り紙が貼られていた。
周りを見ると、一年い組、ろ組、二年生、三年生、四年生、五年生、くのいちの人も大勢が夕河に注目していた。
留三郎とタカ丸さんの言葉を聞き、夕河は再度全員を見る。思わず留三郎に抱きしめていた。
抱きしめながら礼を言う夕河と抱きしめられて笑っていた留三郎を見た全員は兄弟愛にほっこりしていた。
とびきりの笑顔を全員による向ける。みんなは拍手喝采で答えてくれた。そして指定された席に座り、机の上になんとも美味しそうな料理が並んだ。
四年生の平滝夜叉丸と田村三木ヱ門が交互に話したり、綾部喜八郎が一緒に穴掘りしないかといったり、四年生は個性が豊か。二年生は全員真面目な人が多いが池田三郎次がいらぬお世話を焼き、川西左近に怒られた。
伊助と話しているとオレンジ色の髪の三年生が近づいてきた。
作兵衛と挨拶を交わしていたら、突如留三郎が飛んで来た。
留三郎は夕河を隣に寄せる。
隣に座る喜三太の問いかけそっちのけでしんべえは美味しそうに料理を食べていた。長いまつ毛とくせっ毛に、太眉が特徴の先輩が歩み寄ってきた。
すると久々知先輩が物凄く嬉しそうな顔をして抱き、高い高いしたりくるくる回したりして来た。
困惑する夕河を伊助は楽しそうに見る。
理解すると久々知先輩はようやく夕河を床に下ろし手を握った。
久々知先輩のこの言葉に委員会全員の委員長に火がついた。
それぞれの委員会委員長がぶつかり合う。留三郎と文次郎など表に飛び出し派手に乱闘。
乱太郎の言葉にキョトンてしてからおばちゃんを見る。そこには右手におたま、左手に鍋を持ち阿修羅の様な形相になった食堂のおばちゃんがいた。
そこから凄かった。羅刹の如く技の流れで一瞬で委員長全員を叩き伏せたのだ。
三年生の装束を着た、紫色の髪の先輩が乱太郎と一年ろ組の伏木蔵と左近に指示を出すが、乱太郎も伏木蔵も左近もキョトンとして。
紫色の髪の先輩がすっ転んだ。
委員長全員が運ばれていき、料理もなくなり、波乱な歓迎会は終わっていった。
夜。お風呂に入った後、みんなが寝静まった頃、夕河は医務室で手当てをしていた。
夕河の注意にガクッとなり。突っ込まれた。そして夕河は留三郎の背中におでこをくっつけていた。
そして二人で月を見る。
留三郎が夕河を見ると、今まで一番いい表情をしていた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。