ドクタケ城、ドクタケ忍者隊詰所。
ふぶ鬼の父親、風鬼。ケツアゴが特徴のドクタケ一のガンマン雷鬼が見惚れていた。
八方斎は格子に近づく。夕河は気弱な一面があるから留三郎にしがみついて怯えていた。
手を振り解いて怯えきった夕河を必死に守っていたから六年生は警戒していた。
八方斎がニヤリと笑う。六年生と夕河は良くない話に決まっていると思った。
あれこれ夕河は言うが八方斎は全て頭を横に振り否定。六年生は呆然として聞いていた。
真剣に考えた結果。真顔でまさかの爆弾発言に六年生と八方斎はずっこける。
夕河と六年生と幻滅な視線を向ける部下に声を張り上げて全力で否定する。ドクタケ言えど人は人、ましてや夕河は十の子供。そんな子供相手にそんな乱暴をするほど悪ではない。
衝撃的で言葉が失った。その瞬間風鬼は夕河の髪を抜けるかのような痛みでそれを引っ張った。
その時八宝斎が夕河の髪を離さないから自分の髪を切って短髪になった。
八方斎が頭を下げるのを見ていたけど六年生と夕河は警戒していた。
隣にいる姫君はともかく夕河と六年生は思わず転けかけた。乱太郎達なら知っているが何故かドクタケ城の殿様竹高は張り子の馬に入り口で擬音を言いながら入って来た。
そして何故か風鬼に釘を刺された。恐らく聞いては行けないのだろうと口を噤んだ。
八方斎と竹高の話を聞いていると何がしたいのか分からないから六年生と夕河は警戒していた。
竹高が馬から降り…ではなく張り子を脱いで夕河に近寄る。そして夕河と六年生をあちこちから見る。
竹高は夕河を見回したのちに正面に立つ。夕河は怯えきって六年生は夕河を守ろうとしていた。しかし。
夕河と六年生は再び転けた。もう堪能したから未来を予知させるように命令を下した。
木っ端微塵にされる六年生を助ける為、氷みたいな青みが強いアースアイに変わりつつ破壊神眼を使って未来を占っていた。
笑いながら去ろうとしたら夕河の物騒な発言で名前を間違われてひっくり返った。
無理に笑っていたら涙目になっているから六年生も悲しい顔をしていた。
夕河は潮江先輩の励ましに笑っていたけど泣きそうな顔に戻っていた。
長次が止めたが小平太は暴れていたら夕河以外全員転けていた。
留三郎は小平太に叱って伊作は痛がっており、長次は何か思いついていた。
夕河はまだ十。普段は気が優しくて物腰がいいし、怒ると先生でもビビるくらいかなり怖いけど気弱な一面がある為、かなり怯えきってしまったからもう限界だと思わず泣きながら六年生に嫌々と首を振っていた。
六年生は最後の手段として実兄である食満留三郎がここは兄らしく泣きながら怯え切った自分の弟を宥める為に他の六年生も近寄っていた。
血の涙を流しながら手鎖を触り出して軽々と手鎖を外せていた。
六年生は再び転けた。
そして留三郎に背負われた後に小平太は檻をぶち壊して武器を取りに行ってそれから脱出していた。今回は長めだが続きます
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!