前回。食満夕河はマジックのアシスタントで久々知兵助は麻薬入りの豆腐で危うく死にかけた。
夕河と豆腐で盛り上がったのを目撃した理由で話をしていた。夕河は話をしただけで留三郎と帰った事や留三郎と豆腐の話で盛り上がったなど話してそれ以外は何も無いと説明した。
それ以外にも最大の被害が遭った忍たまが次から次へと出ており、先生達は調査する事になった。
夕河はギフデットに四敵するレベルに頭が良い魔術師だと思わせる天才マジシャンだった。
息を飲む忍たま達。遊びをする手品とは違って夕河のマジックは死にかけるくらい命懸けだと思い出した。
次から次へと呪えるマジックに文次郎が留三郎を見る。留三郎は満足気な顔をしていた。
仙蔵と伊作だけは何故か遠くを見ていた。
一方で三年生。
作兵衛と藤内が抱きつきあい震えた。
一年い組。
教員陣
夕河はツッコんでいた。留三郎は説教せずに放置したら三郎の素顔を見たのも話題になった。
新野先生も頷いて三郎の素顔は誰一人として知らないのに夕河だけは知っていた。
破壊神眼の影響か素顔しか見えなかったのを話したら全員口を開けて驚いた。
夕河は悪戯っぽくべっと舌を出して笑う。目立つくらいの銀髪と天女を描いた顔立ちに不思議なアースアイが特徴的でいくら変装されても見破れる。
敵を褒めおだて、油断させる五車の術の一つである喜車の術すら話を流すだけだった。
回想シーン。
ケツアゴが特徴のドクタケ一のガンマン雷鬼が狙っており、銃を構えて木の上にはドクタケがいたのに夕河は全然気づかないふりをしていた。
バンッ!!!!!!
そこにあったのは夕河の私服を着せた粗末な張り子。しかしご丁寧にカツラまで被せてあるためパッと見、間違えそう。
そして袖から焙烙火矢とモッパンを後ろから投げてしかしドクタケが動くよりも早く投げた焙烙火矢とモッパンが炸裂。
怒った八方斎はドクタケ全員に囲まれてしまい、万事休す。
夕河はいつの間にか密書を届け終えていて何ごとも無く帰ると思いきや指を鳴らした瞬間ドクタケは罠にハマった。
忍者界スーパースターである雑渡昆奈門も目玉が飛び出ていて夕河は何ごとも無かったように去った。
回想シーン後。
他にもゲシュタルト崩壊を利用しての変装だったり、罠を誘導するなど普通の子供ならぬ策士みたくありえない行動をしてしまうのも話していた。
留三郎は何でも出来る夕河に関しては寂しがってしまい、六年生も同情した。
留三郎の想いを伝えた。夕河の反応は死にかけた件で泣かせた事を振り返って頷いた。そして先生達は曲者を捕らえるのを成功し、平和が戻った。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。