予想と違うジミンくんの言葉に頭が追いつかないし、頭が追いついてもたぶん言葉にするまで時間を要する。こりゃだめだ
ちょっと焦りすぎてジミンくんに悪いこと言っちゃったよ。あーあ。
なんかジミンくんがそっぽ向いて眉毛八の字にして口とんがらせちゃったよ!どーすんの!(誰)
うわ、切実に辞めないで下さいのやつ。←
そんなこと思ってると、
屋上の入口から物凄い音がして
ドアが勢いよく開いた
肩を上げ下げしながら話すからきっと走ってたんだろう
わざわざ授業サボって私のこと探したなんてとんだおバカちゃんだ。そういうとこすき←
ツウィが思いっきり地面に寝転んだ。
それを見てジミンくんも寝転んだ。
だから私も寝転んだ。(
太陽の光がぽかぽか私たちを照らして
そよ風が心地良い。
昨日までの肌寒い日を忘れるほど
まるで春のような気候だった。
このまま3人で
この時を永遠に感じていられればいいのに。
沈黙が続いた。
こんなに暇ってなんて幸せなんだろね
ジミンくんが沈黙を破った。
ツウィは半分寝てた。(
ツウィがニヤニヤして私の方を見てきた。
何その目は!
私に話せと!?
可愛いからってなんでも許されると思うなよ!?
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。