さあ、この日が落ちれば戦いの火蓋が切れる
鬼殺隊はすぐ攻めこんでくるでしょう
.
どちらの味方をするのが私のためになるでしょうか……
大きな音がした方を見ると、竈門くんを筆頭に、無限城へ鬼殺隊士が雪崩れ込んでくる
………お手並み拝見といきますか……
新しく上弦となった獪岳さんは我妻くん
鳴女さんは蛇柱、恋柱
猗窩座さんは炎柱、水柱、竈門くん
童磨さんは蟲柱、カナヲ、嘴平くん
黒死牟さんは岩柱、音柱、不死川さん、霞柱、玄弥くんが相手をしている
どっちの味方につくのが正しいの……!?
お母さん……!!
ああ、そうか。お母さん。
あなたは、立派だった。人のため、私のために死んでいった。
今の私には守るべき人がいる
お母さん、私ね、鬼殺隊のために戦うよ
裏切られたとか、今は、今だけは、忘れる。
死ぬなら、お母さんのように立派に、守るべきものを守って死にたいんです。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。