相澤_side
オールマイト「出会った時見たいだったね。」
相澤「そうですね。出会った時より冷たい、突き放す様な感じでしたね。」
オールマイト「それに……気付いたかい?」
相澤「……勿論です」
オールマイト「少ししか見えなかったが1日で付くような傷や痣の量じゃない。」
相澤「やはり国で……」
オールマイト「そう考えた方が良いだろうね」
相澤「下手に国の上層部に手を出す訳には行きませんし……」
オールマイト「何とかして助け出したいね……」
相澤「そうですね。それに我々は彼女の事を何も知らない。家族構成やどうして国の上層部に居るのかも。」
オールマイト「分かっているとしたら名前と年齢、個性位か……」
相澤「出来るだけ探ってみます。同い歳の子と居れば心を開いてくれるはずですから……」
オールマイト「そうだね!頼んだよ。僕の方でもやってみるよ」
相澤「お願いします」
彼女にも普通に笑って過ごして欲しい。
それは俺らのエゴかもしれない、
それでも、
楽しさを少しでも感じてくれれば……
NEXT
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。