第46話

不慣れ
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2020/12/31 12:10



あなた「ハーハーハー……(つ、疲れた……)」










個性を使い続ける事とかは慣れてるけど、










攻撃ってなると……










思いっきり殴ったり、蹴ったりしても良いのかな……










尾白「流石だね……透見希さん。」










あなた「え!?そ、そうかな……?」










常闇「俺らの攻撃を全てと言っていいほど避けている。」










あなた「あ、ありが……とう。」










す、凄いことなのかな?










天童さん達の時はこれが当たり前だったし、










ラファンの時だって、やらなきゃ行けなかった。










あなた「私って凄かったんだ……










爆豪「あ”ぁ!?嫌味かあなた!」










あなた「え!?えっと、その、ち、違くって……」










葉隠「ちょっと!爆豪!!自分の攻撃があなたに当たらないからって八つ当たりしないでよ!!」










芦戸「そうだ!そうだ!いじめるなぁ〜!」










爆豪「ちげーわ!クソがっ!!」










八百万「ですが、素晴らしい個性ですわね!あなたさんの個性で私達の練習の質も上がりますし、あなたさん自身の個性も伸ばせるなんて!!まさに一石二鳥ですわ!」










麗日「私の個性全然使えなかったもん……」










耳郎「私の個性も発動が分かれば防げちゃうし。」










蛙吹「私もすぐ避けられちゃうわケロケロ凄いわねあなたちゃん」










あなた「ポロポロポロ……」










女子「!?!?」










上鳴「あ〜女子透見希の事泣かしたぁ〜笑」










峰田「いーけないんだ!いけないんだぁ〜」










障子「幼稚か……」










芦戸「ど、どうして泣いてるの!?」オロオロ










麗日「私らなにか不味い事言った!?」オロオロ










八百万「わ、分かりませんわ!」オロオロ










轟「大丈夫か?透見希。」










あなた「……違うの……







あなた「嬉しいの……認めて貰えたような気がして、嬉しいの……










あなた「涙が止まらないの……嬉しいはずなのに……おかしいなぁ……おかしいよぉ……










蛙吹「あなたちゃん……」ギュッ










緑谷「透見希さん。もう、大丈夫だよ。肩の力を抜いても良いんじゃないかな?僕らは透見希んがいてくれて良かったって思ってるよ。」










あなた「ほん……と?」










耳郎「当たり前でしょ?」










麗日「うんうん!!」










切島「勿論!俺らも助かってるぜ!」










口田「コクッコクッ」










尾白「さっきの練習も為になったし!」










轟「透見希の個性は俺らを伸ばしてくれる。居なきゃ行けない人物だ。」










爆豪「フンッ余計な心配しんじゃねーよ。堂々としてろや。お前は紛れも無い、ヒーロー科1年A組なんだからよ。」










あなた「……うんっ!!」






















お父さん。










お母さん。










今日まで苦しいこと










辛いこと










悲しいこと










いっぱいありました。










死んだ方がマシなんじゃないか










って思う日もありました。










けれど、










今日まで生きてて良かった。










そう思えます。










だって、










こんなに素敵な仲間が出来たから。










もう一度、










ヒーローを目指しても良いかな?










ワガママ言っても良いかな?










柚稀「良いわよ」










遙稀「あぁ。勿論」


































〝 自由になりたい 〟









































〝 助けて_______________ 〟

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