19時30分
目の前に傘さしたままうつむいてる人がいた
勝利は、あれは絶対あなただと確信した
それが、わかった途端走り出していた
あかりside
急に冷たい洋服が私の体にくっついた
驚いて顔をあげると勝利が私に抱きついていた
私は、理由もないまま泣き出していた
勝利side
あなたの声が聞こえなくなっていく
このまま死んじゃうのかな?
違うよね?きっと、違うよね?
そのまま気を失って気づいたら自分の家にいた
ベッドの横には手を握ったまま、泣いているあなたがいた
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今日はここまで!
短いですけど、読んで下さりありがとうございます!
もうすぐでラストに近いこの小説ここまで読んで下さった皆様に感謝します!
それでは、また次の話で会いましょう!
~see you again~
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。