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じみんside
あなたがぐがと別れるって言ってきた
その時、俺は嬉しいと思ってしまった
本当はこんな事思ったらいけないのに__
心の中の1つの感情…
'' 恋 '' というものに僕は芽生えてしまった
でも僕が好きになった相手は絶対に好きになってはいけない相手で__
これ以上好きになっちゃいけないってわかってる
なのにそれでも諦められない僕は相当な馬鹿なのだろうか?
どう考えたって、あなたはぐがの彼女だ
もし仮にあなたと僕が付き合えたとしたら…
あなたが僕の彼女になっても、ぐがとの友情が壊れるだろう
でも今のまま…片思いのままなら…
あなたの近くにいれるし、ぐがとの友情も壊れないで済む
これはすごく簡単な話だった
僕があなたを諦めたら済む話なんだって僕は今気づいた
でも……こんな簡単な事なのに…
僕にはそれができない______
next __
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テスト週間の息抜きに書いてみました。
後もう1話更新します🌱
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!