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第5話

マリアの草原
つぎに私が目を開けた時は、目の前に広大な草原が広がっていた。




あなた

ここ、は…まさかウォール・マリア…?




5年前のシガンシナ区への巨人の襲撃の際、シガンシナ区の外門に加えウォール・マリアの内門が破壊され、巨人が入り込み、人類は後退しウォール・マリアを捨てた。

今、人類が住むのはウォール・ローゼ、ウォール・シーナのみである。




そのウォール・マリアに私は入ってしまったようだ。


ここは巨人の領域。

あなた

後ろを向くと、トロスト区とウォール・ローゼが帯のように見えた。

壁が50mという高さだから、大きく見えているだけで、実際はとても遠くまで来てしまったのかもしれない。


上を見上げると、大陽が右手の上に見えた。

今は何時なのか分からない。

だけど、この高さから考えるとだいたいお昼時を過ぎたあたりだろう。

そして私の右手に見えるということは、私は東へ向かっているようだ。

トロスト区の東と言うと、ウォール・ローゼに突出しているトロスト区やシガンシナ区のようなカラネス区がある。

巨人はそこに向かっているのだろうか。








しばらく進むと、前方に森が見えて来た。


あれは、確か巨大樹の森。

ウォール・マリアが侵略される以前は観光名所だったと聞いた。

どうやらそこへ向かっているようだ。









ドドドドドドドド……
あなた

どこからか地面が揺れる音がした。

辺りを見渡すが、何も無い。

壁ももう見えなくなっていた。

あるのは広大な地平線。









ドドドドドドドドドド…!


少しずつ大きくなっていき、まっすぐ先に点のようなものがいくつが見えた。

巨大樹の森からこちら側に向かって来ている。


巨人の群れなんだろうか…。




でも、その割には小さい。

それにすごい数…。
あなた

もしかして…

あれはもしかして、今朝壁外調査にウォール・マリアへ出た調査兵団じゃ…。

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姫乃
姫乃
受験を控えてますので、気分転換に書いています。 不定期ですがよろしくお願いします。
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