あなた
あ、あれ…?
あなた
上履きない…持って帰ってないし…間違えて違うとこ入れたかな?
私は違う靴箱を探してみる。
氷 川 菫 _
そこ、私の…なにしてんの?
あなた
ごめん、上履きなくなっちゃって、間違えて違うとこ入れたかなって思って!
後 鳥 羽 彩 音 _
どんまい
後 鳥 羽 彩 音 _
一緒に探す
あなた
ありがと!
氷 川 菫 _
私もー
あなた
ありがとぉぉぉ(´。✪ω✪。`)✧*。
✄-------------------‐✄
あなた
な"か"っ"た"…(´・ω・`)
氷 川 菫 _
仕方ない…貸し出し用の上履き借りてもう行こ。
あなた
うん…。
後 鳥 羽 彩 音 _
いつか見つかるよ
あなた
そうだよね…(´・ω・`)
成 城 璃 玖 人 _
…あなた!
あなた
ん?璃玖人?おはよ〜
成 城 璃 玖 人 _
おはよ。これあなたのだよね?
あなた
あ!私の上履き…!どこにあったの?!
成 城 璃 玖 人 _
…ゴミ箱
あなた
ご、ごみばこ?!
後 鳥 羽 彩 音 _
え、ひど…誰がやったんだろ
氷 川 菫 _
誰かに嫌われてるんじゃない?
後 鳥 羽 彩 音 _
そんなこと言わないのっw
氷 川 菫 _
笑ってんじゃんw
あなた
私何かしたかなぁ…
成 城 璃 玖 人 _
大丈夫。とりあえず先生に言う?
あなた
え、いいよ!大事にしたくないし
成 城 璃 玖 人 _
でも、いくらなんでもひどくない?
あなた
でもいいよ〜
成 城 璃 玖 人 _
えー…あなたがいいならいいけど…
後 鳥 羽 彩 音 _
(なんでこの子ばっかり…)
後 鳥 羽 彩 音 _
璃玖人くんの好きな人ってあなた?
成 城 璃 玖 人 _
ん?そうだよ
あなた
え、えぇぇ⸝⸝⸝⸝
成 城 璃 玖 人 _
ん?知ってたよね?w
あなた
知ってたけど…改めて言われると…⸝⸝⸝⸝
成 城 璃 玖 人 _
そっかぁww
後 鳥 羽 彩 音 _
あなたのどんなとこが好きなの?
成 城 璃 玖 人 _
全部かなー
後 鳥 羽 彩 音 _
ぜ、全部…
後 鳥 羽 彩 音 _
あなたの嫌いなとこは…?
成 城 璃 玖 人 _
ないかな
後 鳥 羽 彩 音 _
でも、あなたは彼氏いるんだよ?
成 城 璃 玖 人 _
だから何?
成 城 璃 玖 人 _
彼氏いても好きなものは好きだよ
あなた
…ちょっと恥ずかしい(*´・ω・`)
成 城 璃 玖 人 _
へへっw
✄-------------------‐✄
先生
あなたの上履きをゴミ箱に入れたヤツ、正直に手をあげろ
先生
みんなの前じゃ言えなかったら後で職員室に来い。
あなた
え…なんで…
成 城 璃 玖 人 _
ごめん。「いいよ」って言ってるようには見えなかったから。
あなた
…!(璃玖人はなんでもお見通しなんだな…)
成 城 璃 玖 人 _
あんま広めないようにとは言っといたよ
あなた
…!ありがとう!° ✧ (*´ `*) ✧ °
先生
出てこないのか?じゃあ放課後やったやつ、職員室来いよ。正直に言えば許してやるから。
後 鳥 羽 彩 音 _
(…めんどくさいことになったな)
氷 川 菫 _
どうする?
後 鳥 羽 彩 音 _
どうしよう…
後 鳥 羽 彩 音 _
でもさ、私たちは一緒に探したじゃん。疑われないよ
氷 川 菫 _
それもそうだよね。
氷 川 菫 _
なんのための演技だったのか…
成 城 璃 玖 人 _
…やっぱお前らかよ
後 鳥 羽 彩 音 _
…!違うの!
成 城 璃 玖 人 _
全部聞いてた
後 鳥 羽 彩 音 _
聞き間違いだよ!
成 城 璃 玖 人 _
ん?俺は「何を」聞いてたかはまだ言ってないよ
後 鳥 羽 彩 音 _
…っ!!
氷 川 菫 _
…ゴミ箱に入れようって言ったのは私じゃないし
成 城 璃 玖 人 _
え?だったらいいの?
氷 川 菫 _
……
後 鳥 羽 彩 音 _
わ…っ、私じゃない!
氷 川 菫 _
ちょ、彩音泣かないで…!
成 城 璃 玖 人 _
"嘘泣き"上手だね
後 鳥 羽 彩 音 _
…!?!?
氷 川 菫 _
なんで嘘泣きって決めつけてるの?
成 城 璃 玖 人 _
人は泣いてる時、眉の内側が引き上がって、口角が引き下がって、下唇が引き上がるでしょ?
成 城 璃 玖 人 _
眉の内側を引き上げるって、難しいんだよ。やろうとしてやるのはね。
氷 川 菫 _
…ほんとだ。できない
成 城 璃 玖 人 _
でしょ?
後 鳥 羽 彩 音 _
…もういい
成 城 璃 玖 人 _
先生には言わないであげる。
成 城 璃 玖 人 _
代わりに、俺らの間に首突っ込んでこないで?
氷 川 菫 _
……わかった
後 鳥 羽 彩 音 _
(私を好きになってもらうんじゃなくて…あなたを嫌いになってもらえば…)
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
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第17話 16
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!