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第6話

つづき
伊音スズ
お前とショウとリュウとの関係はなんや?
タキ
そんなことも知らないであの2人を捕まえようとしてたんや……ダメだよ、スズくん
俺の足を優しく撫でながら嘲るように言うタキ。
タキ
あの子たちに殺し方を教えてあげたのが俺。そして
伊音スズ
そして……?
タキ
伊音スズのことを教えたのも……俺♪
足から上へ手を滑らせながら楽しそうにタキは笑った。
伊音スズ
なんで、俺のこと……刑事やからか?
逃げたいのに、なぜか逃げれへん俺の声が震える。
タキ
カラオケ大会、出たことあるやんな? 妹さんのために
俺はそれを聞いて、ヒュッと変に息を吸った。
俺の妹、綾菜は生まれつき腎臓が弱くて、とうとう腎臓移植を迫られた。
俺はお金と呼びかけの為にカラオケ大会に出て、結構良いところまで行ったんや。
タキ
その妹さん、腎臓見つかって元気になったんよね? それ、あの2人のやつを俺が届けたんやで
タキはいつのまにか俺の目の前に来とって、首を撫でる。
タキ
スズくんの歌声が大好きやから、助けてあげたんだよ
そう言うた後、俺の首を両手で包み、力を入れてきよった。
伊音スズ
うあ! あ、あ……
苦しくて首を振り暴れるものの、気味が悪い笑い声が響くだけ。
タキ
ええ声、もっと聞かせて……俺にその声ちょうだいよ
絞るように締め付けてくるタキに叫ぶように喘ぐ俺。
タキ
俺、スズくんのシャウト大好きなんよ……ああ、たまらんわ
伊音スズ
死にたない、俺
息絶え絶えになりながら言うと、タキは大丈夫やと穏やかに笑う。
タキ
地獄はこれからやで
そう言われてから唇を塞がれた俺はプツンと意識を失った。