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第4話

つづきのつづき
伊音スズ
何がおかしいねん
時間をかけて暴いてきた真相を本人に馬鹿にされるのは面白いわけがない。
ショウ
やって……バレたからってここに連れてきたわけちゃうし
顔を上げたショウの眼光は鋭くて、思わず背筋が凍る。
ショウ
そんなことでこんなことせえへんよ……もっと簡単なことやで
ショウは左の口角を上げ、ナイフで脇に抱えとった黒字で何かが書いてあるパックを俺の顔の前で切り裂いた。

中の液体が顔に勢い良くかかる。
伊音スズ
……なにすんの
なんとか目をつぶり染みるのを防いだものの、なんとなく気持ちは良くなくて、低い声で言う俺。
ショウ
生食、まぁわかりやすく言えば生理食塩水かな……傷口の洗浄にはええから
ショウ
この時をずうっと待ってたんやで……スズちがオレのコレクションに入るのを
ナイフの先を俺の顔に向けながら舐め回すように俺を見て言うショウ。
ショウの役割は血抜き……解剖はリュウのはずやと頭の中でパニックになる。
伊音スズ
冗談はよせ、な? 
ショウ
スズの大きい目、ずっと手に入れたいと思っとったんよ……特に左目
ショウ
麻酔、いらんよね? 叫び声、聞かしてぇや
本気だと感じてやめろと声を上げるにも、震えで喉につっかえる。
俺の瞳にショウの人懐こい笑顔が映り、冷たいナイフの先が触れたのを感じた。