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第41話

40.






いくら考えたって答えは出ない。

















あなた
あなた
、、、どうして、、?



ギシッとベッドがきしむ




目を閉じてもなかなか寝付けない。





リクスとは1週間会っていない



連絡もない。


もととも忙しくて1ヶ月何も音沙汰がないなんてこともあったけど



今回はそれとは違う。






、、あれから最後に見た悲しそうな顔が頭から離れない。




あなた
あなた
、、ずるいよ、、
どうしてあんな悲しそうな顔をしてサヨナラを言ったの?



どうしていきなりキスしたの? 



なんであんなに冷たい瞳で


怒ってるみたいだったの?







私はぜんぜん恋愛経験なんてないから



キスは恋人同士のものだと思っていた


好きな人同士の、特別なもの





でもリクスにとっては違うのかな





あの時のリクスは別人だった。


いつもはわたあめみたいに甘くて柔らかい、そんな雰囲気のリクスなのに
あの時は薔薇の棘みたいに鋭くて。


私の全部を支配するような怖い瞳


熱を持った唇は私をそのまま
食べてしまうんじゃないかと思った。




でも

私の涙に一瞬でいつものリクスの空気に戻ってくれた。



優しく抱きしめてくれた。








一体どれが本当のリクスなの?





























あなた
あなた
、、わからない。
だけどもう


ずっとわからないままかもしれない。


このまま、もう二度と会えないかもしれない





私はたまたま運がよくてリクスと知り合えたけど

会うときはいつもリクスが空いているときに
リクスが私に会いに来てくれないと会うことすらできなかった。



もしこのまま連絡がなくて
もうアトリエにもカフェにも来てくれなかったら


私にはどうすることもできない。






今までがどんなに贅沢で
そして不安定な場所にいたのか
急に思い知った。




それを感じさせないでくれたのは
リクスのあの笑顔だったのに。




もう二度と私に笑いかけてくれないの?


あの優しい瞳で私を見てはくれないの?


もう楽しくお話もできないの?







もう二度と会えないの、、?









、、、そんなのイヤだ。






まだ




こんなに好きなのに。









、、どうしても、、最後にはしたくない




それならせめて、、、







ごくり と喉が鳴る



スマホを取り出して
自分でも驚くほどスムーズにメッセージが打てた




返事はないことも覚悟したけど


すぐに既読になって


簡単な返事がきた。











もう一度会える






最後でもいい。




もう一度だけでいい


会いたいよ。