無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第2話

1.
ありがとうございました、と隣のレジの店長に合わせて頭をさげる

パタン、と扉が閉まったのを確認してから
あなた
あなた
ふー、、なんとかピーク終わったぁ、、!
思わず声が出た

あなたちゃんお疲れ様、ちょっと裏に補充品みてくるからここお願いね、と店長が足早にカウンターから出ていく


ここはソウルの、と言っても本通りから一本外れたテイクアウト専門のドリンクショップ
本通りから離れていると言っても、さすがに日曜日の午後からはそれなりにお客様で賑わう


時計を見るともう18時前、今日はいつもよりピークが長かったな、、
そんなことを考えながらドリンク台を拭き掃除し、慌ただしくてバラバラに置かれていたトッピングを一つづつ元の場所に戻していく

私は3ヶ月前からこのショップでバイトしている
仕事にも慣れてきたが、未だにピークの時は少し慌ててしまう、
もっと手際良く動けるようにならないとな、もうすぐで今日のシフトも終わりだ、、

と思っていたらガチャリとドアが開いた


あなた
あなた
いらっしゃいませ!
新しいお客様は一人の男性だった

キャップにマスクを被り顔はよく見えない

かなり細身で華奢な感じだが男性らしい筋のはったラインが目を引いた
ピリ
ピリ
えっと、、これがメニューですか?
あなた
あなた
はい、そうです、これが通常メニューと、こちらが期間限定のメニューになっております!
男性は全身を黒っぽい服装をしていてキャップから覗く後ろ髪の色はとても明るい、少し威圧感があったが(マスクまで黒いし) 
ピリ
ピリ
へぇ、とてもたくさん種類がありますね、どれも美味しそう
と、その見た目とは裏腹にとても丁寧で落ち着いた話し方だった

ふと、この方外国の方かな、、?
発音ににほんの少しの違和感があった、
聞きづらいとかではなく、見た目の割に丁寧な口調もそう感じた理由のひとつかなと思った。

あなた
あなた
今このホワイトチョコレート入りのココアがとてもおすすめですよ、たくさん売れてます!
いつもより少しだけ丁寧にハッキリと発音し話かけてみた、
それから気づいた。あ、しまった、、
あなた
あなた
だ、男性に甘いのはおすすめしませんね、、すみません!
すぐに謝りまっすぐ男性をみた
隙間から覗く目をくしゃっと細めて笑った



あ、この人ぜったいかっこいい人だ!
雰囲気でわかる、イケメンだ!
ピリ
ピリ
いえ、僕甘いもの大好きなんです、それを下さい
ミスを安心させてくれるような、少し低いかっこいい声、、

この人、声も素敵だ、、!

オーダーを取り、お会計をすませてドリンクを手渡す
あなた
あなた
熱いのでお気をつけ下さい、ありがとうございました!
すると先程と同じようにくしゃりと笑い

ピリ
ピリ
こちらこそ、わかりやすく話してくれてありがとうございます、thank you
そう言って帰っていった

サンキューの言い方、かっこよかったな、英語圏の人かな、、?

ほんの少し、ほんの少し
また、来てくれるかな?

期待と不安が心の中に芽生えた.